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クルミットです♪
今回は「刑事モース」シーズン1の第1話、「毒薬と令嬢」を見ていきます。
秘書になるために勉強していたマーガレットが、自宅で突然亡くなります。心臓発作と診断されますが、モースは納得できず、彼女の死を調べ続けることに。
そんなモースの前に立ちはだかるのが、新しく赴任したブライト警視正です。事件について考えたいのに、署内での立場まで問題にされるのはつらいですね。
そして、マーガレットの主治医にも事件が起こります。残された自転車を追ううちに、別の人物まで巻き込まれてしまいました。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン1「毒薬と令嬢」のあらすじ
舞台は1965年6月。カウリー署に、ブライト警視正が新しく赴任します。
ブライトは、モースがサーズデイ警部補の補佐を務めていることを問題にします。その仕事は、本来ならモースより上の階級の刑事が担うものだからです。
警察の階級は、組織の中での指揮や権限に関わります。ブライトにとって、若く経験の浅いモースが階級を飛び越えて補佐につくのは、認められないことでした。
新しい上司が来た途端に、自分の居場所を問題にされるのはきついですね。まだ事件の話もしていないのに、モースの肩身が狭くなってしまう。
ブライトは、モースの立場についてサーズデイに苦言を呈します。仕事への熱心さだけでは、納得してもらえません。
そんな中、秘書になるために学んでいたマーガレット・ベルが、自宅で急死します。診断は心臓発作でした。
しかし、モースはその診断に納得できず、捜査を続けます。心臓発作という説明で終わらせず、彼女の死に向き合っていくのです。
これから仕事を覚えて、自分の生活を作っていくところだったのに。マーガレットのことを思うと、あっさり話を終わらせてほしくなくなります。
この時点で、マーガレットが殺されたと決まったわけではありません。モースは疑問を持ち、死の事情を調べている段階です。
納得できないところがあるなら、そこは調べてもらいたい! 亡くなった本人は、何があったのか説明できないんですから。
やがて、マーガレットの主治医であるフランク・カートライト医師が、遺体で発見されます。医師は銃で撃たれていました。
学生の突然の死と、医師の射殺。一見すると別々の出来事ですが、モースは事件につながりがあると考えます。
ただ、モースがそう考えているからといって、周囲も同じように受け止めるわけではありません。新しく来たブライトは、モースの積極的な態度を好ましく思っていませんでした。
マーガレットの主治医まで亡くなってしまうなんて。彼女の体のことを知っている人だけに、ここで話を聞けなくなるのがもどかしいです。
医師の殺害現場には、自転車が残されていました。モースは、その自転車を手がかりに犯人像を推理します。
その自転車は、誰のもの? 現場に残っていたとなると、持ち主のことを確かめたくなります。
しかし、ブライトが不快に思ったのは、推理を進めるモースの態度でした。サーズデイに対し、モースを補佐から外すよう命令します。
赴任してきたときから、ブライトが気にしていたモースの階級と経験。事件の捜査が進む中で、その問題がモースの仕事に直接響いてしまいます。
ここで補佐から外してしまうのは、さすがに厳しい! 自転車から考えたことまで、落ち着いて聞いてあげてほしくなりました。
モースは、事件について考えるだけでなく、上司にどう受け止められるかという問題も抱えることになります。疑問を口にすることさえ、仕事上の不利につながってしまう状況です。
経験が足りないと言われたら、若いモースにはすぐに埋められない。そこを理由に遠ざけられるのは、見ていてしんどかった。
その後、現場に残されていた自転車は、モンクフォード牧師のものだと分かります。牧師は、キリスト教の教会で人々を導く立場の人です。
医師が殺された場所に、牧師の自転車があったことになります。持ち主が分かったことで、捜査はモンクフォードへと及んでいきます。
ところが、そのモンクフォードも何者かに銃で撃たれ、殺害されてしまいます。
自転車の持ち主が分かったばかりなのに、その人まで殺されるなんて。ようやく話を聞けそうなところで、こんなことになるのはつらいです。
マーガレットの急死に続き、主治医、そして牧師が亡くなりました。医師の殺害現場に残された自転車は、殺された牧師の持ち物だったのです。
主治医が亡くなったことだけでも引っかかっていたのに、自転車の持ち主まで。モースがそれぞれの死を別々に考えられない気持ちに、私も寄ってしまいました。
ブライトが容疑者と考えたのは、医師の義理の妹であるパメラです。一方、モースが気にしていたのは、マーガレットの恋人デレクの存在でした。
上司が注目している人物と、モースの頭から離れない人物は違います。捜査の中でも、二人の見方はそろいません。
ブライトがパメラを疑っているからといって、デレクのことを置いていくわけにはいかないですよね。マーガレットが亡くなった事情を、私もちゃんと知りたい。
恋人の存在が気になっていることと、その人物が犯人であることは別です。モースは、デレクについての引っかかりを抱えながら調べ続けます。
しかし、モースは通常の業務に回されてしまいます。上司からは、捜査を続ければ免職になりかねないという警告まで受けることに。
補佐を外されるだけでは済まず、警察の仕事そのものを失う可能性も突きつけられました。それでも、モースは一人で捜査を続けます。
仕事を失うかもしれないと言われたら、私なら怖くなります。モースにも引いてほしくなるけれど、マーガレットの死をそのままにしてほしくない気持ちも残って、落ち着きません。
ブライトの疑いが向いているパメラについても、モースは詳しく話を聞きに行きます。デレクを気にしながら、パメラの話も確かめていくのです。
自分が気になる相手だけを追わずに、パメラのところへ行くのは良かったです。ここまで立場が苦しくなっても、一人ずつ話を聞こうとするところは応援したくなります!
そして、パメラに詳しい話を聞いたモースは、彼女と医師が不倫関係にあったと確信します。
医師と義理の妹という関係の裏に、別のつながりがあったとモースは考えたのでした。
身内としてだけでは説明できない関係だったんですね。ただ、不倫のことが分かったからといって、そのまま殺人の犯人だと決めつけるのはためらってしまいます。
刑事モース シーズン1「毒薬と令嬢」の感想まとめ
一番しんどかったのは、自転車を手がかりに推理したモースが、サーズデイの補佐から外されてしまうところです。
事件のことを考えて口にしたのに、上司には態度を不快に思われてしまう。モースの立場になって見ると、だんだん発言するのが怖くなりそうでした。
ブライトにも、階級や経験を重く見る考えがあります。補佐を誰に任せるかは、上司として気になるところなのだとは思います。
でも、モースが何を調べ、どう考えたのか、そこも聞いてほしい!
赴任したばかりでモースの働きを十分に知らないうちから、外す方向へ進んでしまうのが引っかかりました。事件以外のことで消耗しているモースを見るのは、ちょっときつい。
警告を受けても捜査を続けるところには、頼もしさと心配が半分ずつありました。仕事を失うかもしれないという話は、簡単には受け流せません。
それでも調べずにいられないんですね。マーガレットの死への疑問を、上司に止められたからという理由では片づけられない。
私は、最初に亡くなったマーガレットのことがずっと引っかかっていました。医師や牧師が殺されて事件が広がっても、彼女の死について分からないままなのは落ち着きません。
だから、モースが恋人デレクの存在を気にしていることにも、自然と気持ちが向きました。彼がどんな人物なのか、マーガレットとの間に何があったのか。まずは確かめてほしいところです。
そして、パメラの話を聞きに行くモースには、少しほっとしました。
ブライトと意見が合わなくても、パメラについて調べることまでやめるわけではない。その行動は素直に良かったです。
医師との不倫関係は気になります。でも、パメラへの疑いを急いで固める前に、本人の話を聞く時間があって良かった。
肩書きのことで遠ざけられ、仕事を失う可能性まで示されても、モースはパメラのもとへ足を運びました。あの状況で一人で話を聞きに行くモースは、やっぱり応援したくなりました。
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