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クルミットです♪
人を助けようと崖を下りたボビーが、亡くなる間際の男性から不思議な言葉を聞きます。そのひと言が、まさか自分の命に関わってくるなんて。
幼なじみのフランキーとの再会には和むものの、ボビーの周りには気になる人がちらほら。親切にしてくれた相手まで疑いたくなる第1話でした。
ここからはネタバレを含みます。それでは1話を一緒に見ていきましょう!
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 1話のあらすじ
ある家で、女性が年老いた庭師を呼び入れます。そして、窓ガラスにいたハチをつぶしました。
一方、海辺のゴルフ場では、元海軍士官のロバート(ボビー)・ジョーンズが、トーマス医師のキャディーを務めていました。ボビーは牧師の息子で、いくつもの仕事をしています。
二人が悲鳴を聞いて崖の端へ向かうと、下には倒れた男性が。医師が助けを呼びに行く間に、ボビーが崖を下りて男性に近づきます。
まだ息のあった男性は目を開け、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」と言い残して亡くなりました。
せっかくボビーがたどり着いたのに、助からなかったのがつらいですね。何か伝えたいことがあったなら、もう少し話せていたらと思ってしまいます。
男性のポケットには、若い女性の写真、万年筆、魚の形の飾りがついた鍵が入っていました。ボビーは写真の女性に目を留めます。
そこへ現れたのが、ロジャー・バッシントン・フレンチ。近くで家を探しているという彼が、遺体のそばに残ることになりました。
ボビーには、父の教会でオルガンを弾く仕事があったのです。ロジャーにその場を任せ、急いで教会へ向かいました。
仕事の時間が迫っているのは分かるけれど、初対面の人に任せて大丈夫? ボビーがすんなり信用するので、こちらが落ち着きません。
礼拝には、幼なじみのフランシス(フランキー)・ダーウェントも来ていました。彼女は貴族であるマーチャム伯爵の娘です。
帰宅したボビーは、友人のノッカー・ビードンと中古車の商売を始めることについて、父と話します。その夜は、ポケットから見つけた写真の女性が夢にまで現れるのでした。
後日、ゴルフ場に来たフランキーとボビーは、久しぶりにゆっくり話します。死亡事故のためコースは閉まっており、二人は崖の辺りで昔を懐かしみました。
ボビーが男性の最期の言葉を話すと、フランキーは新聞で読んだ情報を教えます。妹が名乗り出て、男性の身元が確認されたというのです。
その後、村にはノッカーもやって来ました。
翌日には、男性の死について調べる審問が開かれます。審問は、亡くなった事情や死因を確かめるための手続きです。
証言したボビーは、自分の仕事などについて答えました。しかし、男性が口にしたエヴァンズの話はしません。
会場には、山高帽をかぶった謎の男も姿を見せていました。
男性の妹として証言したのは、アメリヤ・ケイマン。彼女は、兄が荷物を背負うのを嫌い、滞在先へ先に送っていたと説明します。
ボビーが戸惑ったのは、アメリヤが写真の女性は若い頃の自分だと話したことでした。彼の記憶にある女性とは、どうしても結びつきません。
夢に出てくるほど覚えていた顔ですから、簡単には納得できませんよね。本人だと言われると、それ以上口を挟みにくいのも困ります。
審問の後、ケイマン夫妻がボビーを訪ねてきます。そこでボビーは、男性が亡くなる直前に残した言葉を伝えました。
夫妻は戸惑い、エヴァンズという知り合いがいないか尋ねますが、誰を指すのかは分からないままです。
一方、馬に乗ったフランキーと行き会ったボビーは、自転車から転んでしまいます。その後、二人は審問の話をすることに。
フランキーも女性の写真を見ていましたが、彼女にはアメリヤ本人に見えたそうです。ここでも、ボビーの覚えている顔と話が合いません。
二人は一緒に出かけるものの、身分への考え方や、ボビーが始める中古車の仕事をめぐって言い争います。フランキーは怒って去っていきました。
久しぶりに会えたのに、仕事の話で険悪になるのは寂しいです。ボビーも、これからの暮らしを何とかしようとしているところなのに。
そんなボビーのもとに、海外の会社から仕事の誘いが届きます。年収は千ポンドで、渡航する船の一等船室まで用意するという好条件でした。
ただし、仕事は一週間後に始まるため、すぐに出発しなければなりません。ボビーはノッカーとの約束を優先し、この申し出を断りました。
条件が良くても、ノッカーを置いていかないところがいい! 一緒に商売を始める友達にとって、これはうれしいと思います。
村に移動遊園地がやって来ると、ボビーは回転する乗り物の係として働きます。その近くには、赤い風船を持った謎の男が立っていました。
地元の双子が、遊園地の経営者からの差し入れだと言って、ボビーに瓶入りのビールを渡します。フランキーも裕福な友人たちと遊びに来ていました。
しかし、ビールを飲んだボビーの足取りがおかしくなります。乗り物が回る中でふらつき、とうとう倒れてしまったのです。
働いているところに渡された差し入れなんて、普通は疑いませんよね。こんなやり方で飲ませるなんて、腹が立ちます。
ボビーが目を覚ましたのは病院でした。そばにはトーマス医師と、ボビーの服を着たフランキーがいます。
遊園地でボビーが彼女のドレスに吐いてしまい、着替えが必要になったのでした。
ボビーは大量のモルヒネを摂取していましたが、命を取り留めました。ビールに混ぜられていた可能性が高く、フランキーは経営者に話を聞きに行きます。
ボビーが助かって良かった! フランキーも服を借りた姿でそばにいてくれて、少しほっとしました。
自殺を図ったのではないかとも疑われますが、ボビーは否定します。覚えのないことで、命まで危うくなっていたのです。
トーマス医師は、がんだと思い込んで自殺した大富豪の話をします。その人物は、死後の検査でがんではなかったと分かったそうです。
そして医師は、ボビーに仕事を持ちかけた会社についても調べていました。そんな会社は存在せず、海外からの誘いなのに、手紙は国内で投函されていたのです。
誰かがボビーを遠ざけようとしている。その疑いが強まります。
医師が帰った後も、病院の廊下には花束を持った謎の男がいました。医師はその存在に気づいていません。
審問にも遊園地にもいた人が、今度は病院にまで! お見舞いのように花を持っているのが、かえって嫌です。
ボビーは新聞の記事を読むと驚き、パジャマ姿のまま病院を飛び出します。廊下の男は、花を残していなくなっていました。
一方、フランキーが訪ねた遊園地の経営者は、ビールの件に関わっていないと話します。
ボビーも双子を見つけ、瓶を渡した人物について確認しました。すると、その人物は仮面をつけており、双子は経営者の顔を確かめていなかったのです。
その後、フランキーの車の前に飛び出したボビーは、新聞の記事を見せます。審問の記事に載っていたのは、若い頃のアメリヤの写真でした。
男性の所持品として紹介されていますが、ボビーが崖の下で見た写真とは別のものです。
ボビーの覚えていた顔で合っていた! 最初から別の写真を見ていたなら、フランキーと話が合わなかったのも納得です。
そこでボビーは、ロジャーが写真をすり替えた可能性を考えます。彼には、遺体と二人きりになる時間がありました。
ロジャーは家を探しに来たと話していたため、二人は土地の事情に詳しいマーチャム伯爵を訪ねます。
ボビーは、ロジャーが海軍特有の敬礼をしたことも思い出しました。同じく海軍出身のノッカーに電話をかけ、彼を知らないか尋ねます。
その間、フランキーは母と話し、汚してしまったドレスが母のお気に入りだったことが分かります。命に関わる騒ぎの後ですが、借りた服の問題も残っていました。
伯爵夫人は、家の中のことを知っているのはメイドだとも話します。
外に出たボビーとフランキーは、男性の最期の言葉について考えます。事件を調べようとするフランキーとともに、ボビーもエヴァンズの正体を探っていくことになりました。
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 1話の感想まとめ
一番引っかかったのは、新聞の写真を見たボビーが、病院を飛び出す場面です。あれだけ顔を覚えていたのに周りと話が合わず、本人も困っていたと思うんです。
若い頃の写真だと言われれば、年月で変わったと受け取ってしまいそうでした。実際には写真そのものが違っていたと分かり、ボビーが気づいてくれて良かったです。
ただ、そうなるとロジャーに遺体を任せた時間が気になります。あのときは助っ人が来てくれて助かったのに、写真の件を知った後では、簡単に信用できなくなりました。
ボビーへの仕打ちは、本当に理不尽でした。崖を下りて助けようとした人が、今度は毒を飲まされるなんて。しかも本人には、狙われる理由さえ分かっていません。
フランキーは言い争うと面倒なところもあるけれど、病院に付き添い、ビールの出どころを確かめに動いてくれます。こういうときに一緒に考えてくれる相手がいて良かった!
それでも、ボビーの体はまだ心配です。写真の違いを伝えたい気持ちは分かるけれど、パジャマ姿で走り回る彼には、まず少し休んでほしくなりました。
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