刑事モース 第24話 あらすじ シーズン6第1話 鉄塔の下の少女と、少年を見捨てないモース

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今回のモースは、口ひげをたくわえた制服姿。田舎で勤務していますが、見慣れた姿と違うせいか、少し遠くへ行ってしまったようで寂しくなりました。

そんなモースが、鉄塔のそばで少女の遺体を発見します。捜査に加わる元上司も、以前と同じ立場ではありません。頼りたい相手がすぐそばにいるのに、思うように頼れないのがつらいところです。

少女の死と、ほかの少女たちの失踪。結末まで触れながら、モースが追った事件を振り返ります。

それでは23話を一緒に見ていきましょう!

NHK BSプレミアム4Kで放映されるまであと41日です!

刑事モース シーズン6第1話のあらすじ

1969年7月初め。モースは刑事部門を離れ、田舎の地域を受け持つ制服警官として働いています。

以前の警察署が閉鎖され、いったんは別の署の刑事部門へ異動。しかし、その部門までひと月後に閉鎖されてしまいました。

刑事としての空きがなく、制服勤務を受け入れるほかなかったのです。口ひげも生やし、以前とはずいぶん雰囲気が変わっています。

制服姿にも驚いたけれど、異動先までなくなっていたなんて。モースがここに来た事情を知ると、口ひげをのんきに眺めていられなくなりました。

ある日、モースは逃げ出した馬を追って野原へ入ります。そこで見つけたのは、送電線を支える鉄塔のそばに横たわる少女の遺体でした。

少女には行方不明の届けが出ていました。静かな地域での勤務は、この発見によって大きく変わっていきます。

娘の死を告げられた母親は、ほとんど聞こえないほど小さな声で、その知らせを否定します。

あのお母さんの小さな声がつらいです。帰ってきてほしくて待っていた娘のことを、そんなふうに知らされるなんて。

事件を担当する刑事たちがやって来ます。その中にはモースの元上司もいますが、若い刑事の死を受けて降格となり、今は別の捜査責任者の下で働いていました。

その責任者は、以前にもモースたちと折り合いの悪かった人物。昇進した今は、元上司に指示を出す立場にいます。

責任者も、その部下の刑事も、強引な捜査をする人物です。モースはそのやり方に反発しますが、元上司は以前のように自由に動けません。

偉くなったからといって、その乱暴さまで認めたくないです! 元上司まで同じやり方に近づいているようで、そちらも気になりました。

モースが責任者の力量を疑問視しても、元上司は階級の違いを持ち出します。警察の上下関係が、二人の会話にも入り込んでいました。

以前、その人物を厳しく評していたのは元上司自身。それをモースに指摘されても、今は事情が変わったと受け止めるしかない様子です。

前なら一緒に腹を立ててくれた相手なのに。モースが昔の言葉を持ち出したくなる気持ちは、よくわかります。

捜査では十代の少年が疑われます。しかし、モースは少年の無実を信じ、少女の死について調べ続けます。

元上司の助けを十分に得られない中でも、少年を見捨てるつもりはありません。制服勤務になっても、疑問をそのままにできないところは変わっていませんでした。

ここはモースに踏ん張ってほしい! 疑われている少年にとって、ちゃんと調べようとしてくれる人がいるだけでも違いますよね。

今回の捜査では、3年前に姿を消した別の少女の事件も関わってきます。そして、地域のお祭りから、もう一人の少女が行方不明になってしまいます。

鉄塔のそばで見つかった少女と、二人の行方不明の少女。モースは、それぞれの事件につながりがあると考えます。

お祭りにいた子までいなくなるなんて、落ち着きません。最初の少女のことがあるから、どうしても悪い方へ考えてしまいました。

捜査では、少女が姿を消した日の出来事も手がかりになります。その日は7月1日で、イギリスの皇太子が「ウェールズ公」として叙任式に臨んだ日でした。

叙任式は、称号を持つ人を正式な儀式で迎えるもの。この王室の行事について話した記憶が、ある人物のアリバイにつながります。

大学の門衛が、少女の失踪した時刻ごろ、その人物と式典の話をしていたと覚えていたのです。その証言から、その人物には少女を連れ去れなかったとわかります。

何を話したかまで覚えていてくれて、よかったです! 疑いを向けられたとき、こういう証言があるのはありがたいですね。

一方、モースが捜査対象の男の部屋を調べようとすると、同居人たちは捜索令状がないことを理由に反対します。令状は、捜索を認めるための正式な書類です。

しかし、その家には大麻のにおいが漂い、実際に吸う準備をしている人たちもいました。

モースは薬物捜査の担当者を呼ぶ話を持ち出し、部屋を調べるために相手を説得します。

モースも、こういうときは引きませんね! 相手の言い分を聞きながら、部屋の中の様子もしっかり見ていました。

そのころ、交通部門の責任者は、道路を安全に渡るための広報映画に出演しています。紹介しているのは、この年にイギリスで導入された、歩行者用の信号を使う横断歩道です。

横断歩道の呼び名にちなんで、本物のペリカンも登場します。しかし、新しい捜査責任者は、その広報映画への出演をからかいます。

安全に道路を渡ってもらうためのお仕事なのに、からかわなくてもいいのに。こういうところでも、人への態度が気になります。

そして、この道路の安全を伝える場面は、鉄塔のそばで見つかった少女の死とも無関係ではありませんでした。

捜査の末にわかるのは、少女が殺されたのではなく、事故で命を落としていたということです。

遺体が野原にあったのは、事故の責任を負う人物がわからないように隠されたため。少女の死そのものと、遺体を隠した行為を分けて考える必要がありました。

事故だったとわかっても、ほっとはできません。責任を隠すために、亡くなった子を野原へ置いてしまうなんて。お母さんが待っているのに、そこが腹立たしかったです。

3年前に消えた少女と、お祭りから姿を消した少女の行方についても、それぞれ答えが出ます。二人は殺されていたのではなく、連れ去られていたのでした。

最初の少女の死から始まった捜査は、ほかの少女たちの失踪の真相にもたどり着きます。

二人まで命を奪われていたわけではなかった。そのことには、ほっとしました! ただ、連れ去られていたと知れば、それだけで安心して終われる気持ちでもありません。

一方で、以前の事件で亡くなった若い刑事の捜査は、まだ終わっていません。かつての仲間の中で、その件を追い続けているのは、今は内勤になった同僚でした。

モースは、出世の道も開けている同僚に、もう手を引くよう勧めます。しかし、同僚はどうしても諦められません。

昔の仲間を指すモースの言葉にも、同僚は反応します。離れ離れになった今も、自分たちは仲間なのかと確かめるようなやり取りでした。

モースの投げやりな言い方は、少し寂しかったです。追い続けてくれている人に、そこまで言わなくても。でも、同僚が諦めずにいてくれてよかった!

同僚は、この捜査にはモースの力が必要だと考えます。そして、内勤という立場や、フリーメイソンでの人脈を使い、モースを刑事部門へ戻す手配をします。

フリーメイソンは会員同士のつながりを持つ団体で、同僚にはそこでの知り合いがいました。そのつながりが、モースの異動を後押ししたのです。

こうしてモースは、再び刑事部門へ戻ることになります。

言い返すだけで終わらず、モースが戻れるように動いてくれたんですね。あのやり取りのあとだからこそ、同僚の行動がうれしかったです!

刑事モース シーズン6第1話の感想まとめ

いちばん胸に残ったのは、娘の死を告げられたお母さんの、小さな否定の声でした。大きく泣き叫ぶ場面ではないのに、あそこがきつかったです。

言葉を聞いても、すぐには受け入れられない。その場面を見たあとでは、少女の遺体が隠されていたとわかったときも、お母さんのことが頭に浮かびました。

事故だったという結末には驚きました。でも、命が失われたことは変わりませんし、その責任を隠そうとしたことには、やっぱり腹が立ちます。

自分のことを守る前に、少女を家族のもとへ帰してほしかった。そこはどうしても引っかかりました。

そして、今回の元上司とモースの距離も寂しかったです。捜査の話をしているのに、階級を持ち出されると、それ以上話しづらくなってしまいます。

元上司にも苦しい事情はある。それでも、強引な責任者のそばにいる姿を見ると、そちらへ流されないでほしいと願ってしまいました。

そんな中で、少年の無実を信じて動くモースには安心しました。勤務先も服装も変わって、気持ちまで沈んでいるように見えたけれど、疑われた少年を放っておけないところは、そのままだった。

口ひげにはまだ少し慣れません。でも、捜査を続ける姿を見ているうちに、そちらはあまり気にならなくなりました。

もう一人、今回は内勤の同僚にも感謝したくなります。亡くなった仲間の件を追うことも、モースの力を借りることも、諦めませんでした。

モースから手を引くように言われたら、腹を立てて終わってもおかしくないのに。そのあとも必要な手配をしてくれるのが、ありがたかったです。

そっけない言葉を返したモースのために、刑事部門へ戻る道を整えてくれた同僚の行動が、じんわりうれしかったです。

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