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クルミットです♪
第27話は、図書館で起きた殺人事件から始まります。ところが捜査の途中で高層団地が崩壊し、前年から解けずにいた仲間の死にもつながっていくことに。
警察の中にまで汚職が広がっている状況は、見ていてしんどいです。それでも、孤立したモースのそばに来てくれる人たちがいました。
今回は事件の結末まで触れながら、その仲間たちの姿も追っていきます。
それでは26話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン6第4話のあらすじ
1969年10月半ば、図書館で司書が殺されます。モースと、以前から一緒に捜査をしてきた先輩刑事が事件を調べることになりました。
現場に残されていたのは、泥のついた靴跡。犯人につながる手がかりは乏しく、捜査は簡単には進みません。
一方、図書館の職員たちは、書庫に泥靴で入られたことをずいぶん気にしています。同僚が殺されたというのに、そちらへの反応が目についてしまうほどです。
大事な本があるのはわかるけれど、今は亡くなった人のことを気にしてほしいなあ。
容疑者として浮かんだのは、司書と対立していた二人でした。それぞれに司書ともめる理由があり、モースは二人の背景を探っていきます。
その過程で関わりが見えてくるのが、大学への遺贈です。遺贈とは、遺言によって財産を譲ること。
一見すると問題のなさそうな財産の受け渡しにも、調べるべき点が出てきます。モースは司書と容疑者たちの関係を、少しずつたどっていくことになります。
そんな中、不具合が続いていた新しい高層団地が崩壊。大勢の暮らす建物で、取り返しのつかない惨事が起きてしまいます。
新しい建物なら安心して暮らせると思いますよね。そこが崩れるなんて、住んでいた人たちが気の毒すぎます。
そして、崩壊した建物から見つかった遺体を調べた検視医が、異様な事実に気づきます。ある遺体の鼻の奥や口、肺に、コンクリートが入り込んでいたのです。
亡くなっていたのは、建物を調べる市の担当者でした。遺体は建物の基礎に埋められており、体内のコンクリートは、生きたままそこへ落とされたことを示していました。
生きたまま埋められたとわかったところは、きつかったです。不正に気づいた人が、どうしてこんな目に遭わないといけないの。
この担当者は、市議会議員と建設業者による建設費の横領を知っていました。二人はその口を封じるために、担当者を殺していたのでした。
住宅を増やすと約束して当選した議員が、建設業者と組んで費用を削り、浮かせたお金を懐に入れていたのです。
団地には安価で質の悪い建材が使われ、それが崩壊につながりました。建物の欠陥も、基礎から見つかった遺体も、二人が隠してきた不正に結びつきます。
住宅を用意すると言っておいて、その建物で暮らす人を危険にさらすなんて。お金のためにここまでできることに、腹が立ちました。
図書館の殺人と団地の崩壊を追う捜査は、自治体から警察の上層部へと広がっていきます。別々に見えた事件が、汚職のつながりの中で結びついてきました。
しかし、捜査する側にとっても危険な状況です。先輩刑事は、以前の事件で経験したような事態になることを心配します。
先輩刑事自身も、汚職と無関係ではいられませんでした。けれど今回は、いまの署の上司から受け取っていた賄賂を返し、不正から離れます。
その上司は、最初から腐敗していたわけではないと話します。一度受け取った見返りが次につながり、抜け出せなくなっていたのでした。
先輩刑事がお金を返してくれて、少しほっとしました。モースと一緒に働いてきた人が、あちら側にいるのはやっぱりつらい。
一方、市議会議員は交通課の責任者にも取引を持ちかけます。重いがんを患う妻を、試験的な治療薬の対象にできるという話です。
その条件は、捜査を握りつぶすこと。妻の病気につけ込む誘いでした。
交通課の責任者は、友人のように近づいてくる議員をきっぱり拒みます。妻を助けたい気持ちがある中で、それでも取引には応じません。
奥さんの病気まで持ち出すなんて、本当に嫌なやり方! 断ったあとも奥さんの病状は変わらないと思うと、胸が痛いです。
危険は、その交通課の責任者にも迫っていました。ところが彼に近づこうとした悪党たちは、子どもたちが集まってきたことで手を引きます。
子どもたちは、ペリカンと一緒に交通安全の放送に出ていた彼を見つけ、サインを求めたのでした。人目が増えたため、悪党たちは手を出せなくなります。
あのペリカンの放送が、ここで助けになるとは! 子どもたちが集まってくれて良かったです。
モースのかつての同僚にも、議員と建設業者から圧力がかかります。二人は、共通の会員組織であるフリーメイソンでの立場を使い、従わせようとしました。
しかし、同僚はその要求に応じません。前年に殺された若い仲間のためにも、真相を追う側に立ち続けます。
やがて、その若い仲間を殺した銃の来歴が明らかになります。以前、別の町の強盗事件で使われ、警察が証拠品として保管していた銃でした。
それを盗み出したのが、汚職に手を染めた上司の側近として動いていた刑事です。若い仲間を殺した犯人も、この側近の刑事だったのです。
目的は、地元のヘロイン取引を自分が握ることでした。多くの死者を出した、混ぜ物入りのヘロインの出所も明らかになります。
証拠品の銃を持ち出して、仲間を殺していたなんて。警察の中にいるからこそできたことだと思うと、余計に腹が立ちます。
上司が汚職の中心にいるように見えていましたが、実際に主導していたのは側近の刑事でした。上司のほうも、その男に動かされていたのです。
そして犯人たちは、検視医を誘拐します。モースをおびき出すために、仲間を人質に取ったのでした。
モースが採石場へ向かうと、検視医は縛られ、口をふさがれた状態で建設用トラックの荷台にいました。そこには汚職に関わった上司と側近、議員、建設業者が待ち構えています。
検視医まで巻き込むなんて、もうやめてほしい。助けに来たモースまで一人で、ここは見ていて落ち着きませんでした。
側近の刑事は、モースが一人で死ぬことになると脅します。そこへ一台の警察車両が到着しました。
降りてきたのは、先輩刑事、交通課の責任者、そしてかつての同僚です。三人はモースを見捨てず、その隣に並びます。
来てくれた! モースの横に三人が立ってくれただけで、ずいぶん気持ちが楽になりました。
それでも側近の刑事は、全員を殺しても逃げ切れると強気な態度を崩しません。しかし、周囲から警察車両のサイレンが聞こえてきます。
交通課の責任者が呼んだ応援でした。汚職の手は警察の中に広がっていても、交通課にまでは及んでいなかったのです。
追い詰められた側近の刑事が先輩刑事を脅すと、汚職に関わっていた上司が発砲します。側近の刑事は死亡し、上司も相手の銃弾を受けて重傷を負いました。
ここで先輩刑事を守る側に回った上司には、少し驚きました。これまでのことは残るけれど、最後に撃った相手はあの側近でしたね。
事件を経て、以前の署で働いていた仲間たちは、再び同じ署に集まることになります。長く追ってきた仲間の死にも、ようやく答えが出ました。
モースは、不法占拠されていた人たちが退去し、売りに出された家を購入します。以前に訪れ、薬物の過剰摂取による死者も出ていた家です。
この家が、のちの「主任警部モース」で彼が暮らす住まいになります。
刑事モース シーズン6第4話の感想まとめ
採石場で、三人がモースの隣に並んだところが一番心に残りました。あそこに来てくれたことが、ただただうれしかった!
警察の中にも敵がいるとわかってからは、モースが誰を頼れるのか心配でした。検視医を人質に取られたときも、一人で行くしかない状況がつらかったです。
だから三人の到着には、ほっとしました。以前の仲間が集まった姿を、もう少し見ていたかったくらい。
交通課の責任者も良かったです。奥さんの治療を持ち出された場面は、断ればすっきりするような話ではありません。
助けたい相手がいるところへ、あんな条件を出してくる議員にはイライラしました。そのあとで交通課の応援を呼び、モースたちを助けてくれたのがうれしいです。
ペリカンの放送を覚えていた子どもたちにも、お礼を言いたくなりました。サインをもらいに集まったことが、あんなふうに役立つなんて。
一方で、団地の基礎に埋められていた担当者のことは、どうしても引っかかります。不正に気づいた人が殺され、その不正のせいで住民まで命を落とすなんて、ひどすぎる。
若い仲間を殺した犯人がわかっても、亡くなった人たちは戻りません。それでも、かつての同僚が圧力に屈せず調べ続けたことには、報われてほしかったです。
汚職に関わった上司が最後に側近を撃った場面も、すぐには気持ちを整理できませんでした。もっと早く踏みとどまってくれていたら、と思ってしまいます。
仲間たちが同じ署に戻り、モースが家を買う結末には、少し肩の力が抜けました。あの採石場で一人だったモースの隣に、三人が迷わず立ってくれたことが、今も一番うれしいです。
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