刑事モース 第9話 あらすじ シーズン3第1話「表と裏のバラッド」 死んだビクスビーが翌日に現れ、モースは再び捜査へ

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今回は、警察の仕事から離れていたモースが、再び事件と向き合うお話です。前の事件であれだけつらい目に遭ったのだから、復帰をためらう気持ちもわかります。

そんなモースの身近で、女性のひき逃げ事件と富豪の死が重なります。しかも、死んだと思っていた人物が翌日に現れるという、落ち着かない展開に!

華やかなパーティーのそばで、傷ついたままのモースが気になった今回。結末にも触れながら、それでは9話を一緒に見ていきましょう!

刑事モース シーズン3第1話「表と裏のバラッド」のあらすじ

舞台は1967年3月のオックスフォードです。前の事件で刑務所に入れられたモースは、疑いが晴れたあとも、警察の仕事に戻れずにいます。

悪いことをしたわけでもないのに、自由を奪われたモース。警察官を続けること自体に、迷いが生まれていました。

疑いが晴れたから、はい元どおりとはいきませんよね。モースがすぐに戻る気になれないのも無理はないです。

そして、前の事件で突き止めた施設での虐待や不正も、公にはされていません。関係する情報は50年間、秘密にされる扱いになっていたのです。

同僚は、不正を暴いている間、刑務所がモースにとって最も安全な場所だったと話します。しかし、その説明を聞いても、モースの怒りや失望は消えません。

守るためと言われても、閉じ込められた本人は納得できないです。真相まで長く伏せられるなんて、腹が立ちます!

モースは人里離れた湖畔の家へ移り、休暇を過ごしていました。まきを割る姿もあり、捜査に追われていた頃とは違う暮らしを送っています。

そこで親しくなったのが、富豪のビクスビーです。大学時代の知人たちとも付き合うようになり、モースは裕福な人々の集まりに出入りしていました。

ビクスビーは何台も車を持ち、モースに赤いジャガーを譲ろうとするほど。ジャガーはイギリスの高級車ですが、それを気軽に差し出せる生活には驚きます。

車まであげると言われたら、私なら落ち着かなくなりそう。でも、お金のあるビクスビーも幸せそうではないんですね。

一方、若い女性ジーニーの遺体が発見されます。同じ車で何度もひかれており、事故ではなく、殺すつもりで車を走らせたことがわかりました。

ジーニーはバスの車掌で、同僚のアルバートと移動遊園地へ出かけたあと、行方がわからなくなっていた女性です。

移動遊園地は、乗り物や屋台を各地へ運び、期間を区切って開く遊園地のこと。ジーニーたちは乗り物や手品、射的を楽しんでいました。

遊びに出かけた日の終わりが、こんなことになるなんて。何度も車でひいたという話が、本当にきつかったです。

捜査を進めるサーズデイは、ジーニーがカジノのチップを持っていたことに注目します。それは、ビクスビーが経営する店のものでした。

チップはカジノでお金の代わりに使うものです。ジーニーと店の関係を確かめるため、サーズデイはビクスビーのもとへ聞き込みに向かいます。

その日は仮面パーティーが開かれており、招待されたモースも来ていました。休暇中のモースは、そこでサーズデイと顔を合わせます。

こんな場所で会うとは、モースも落ち着かないですね。サーズデイの顔を見られたことには、少しほっとしました。

サーズデイも、前の事件で受けた傷から回復しているところです。入院中には、再び命を狙われないよう、上司が見守っていました。

その上司は、モースへの扱いについても、謝罪に近い言葉をかけます。以前の厳しい態度を思うと、この気遣いには少し驚かされました。

サーズデイを守ってくれていたのは、ありがたいです! モースにも、自分への扱いを気にしている人がいると知ってほしい。

しかし、今度はビクスビーが何者かに撃たれます。銃声を聞いて駆けつけたモースが、湖で遺体を発見することになりました。

親しくなった相手の死に、第一発見者として立ち会ったモース。事情を聴きに来たサーズデイは、翌日から仕事へ戻るよう促します。

そしてモースは、ジーニーの事件を担当することに。

戻ってきてほしい気持ちは私にもあります。でも、親しい人の遺体を見つけた直後のモースには、少し休む時間もあげたくなりました。

サーズデイとジェイクスは、ケイと、その夫ブルースから話を聞きます。ビクスビーは、夫のいるケイに思いを寄せていました。

華やかな集まりを開くビクスビーにも、思うようにならない恋があったのです。殺された彼の周囲を調べるうえで、この夫婦との関係も外せません。

あれだけにぎやかな場所にいても、好きな人には夫がいる。ビクスビーが満たされない様子だったことが、ここで引っかかりました。

一方、モースはジーニーと遊園地へ出かけたアルバートに話を聞きます。アルバートはバスの整備士で、彼女が姿を消すまで一緒にいた人物です。

モースが調べ始めるのは、サルのぬいぐるみでした。事件当日、射的屋が宣伝のためにジーニーへ渡したものだといいます。

乗り物や手品を楽しんだことだけでなく、その日に何を受け取ったのかも、一つずつ確かめていきます。

ぬいぐるみを渡した相手まで調べるモースに、いつもの仕事ぶりが戻ってきた感じがしました。こういうところは頼りになります!

このサルの話では、上司とのやり取りに少し笑える場面もあります。ジェイクスの報告を聞いた上司が、500ポンドのことだと勘違いするのです。

ロンドンなどでは、サルを意味する言葉が500ポンドを指す俗語にもなっています。サーズデイがぬいぐるみだと説明して、ようやく話が通じました。

同じ言葉でも、そんなふうに受け取るんだと、ちょっと笑ってしまいました。サーズデイの説明も妙におかしいです。

ところが、ここで思いがけないことが起こります。死んだと思われていたビクスビーが、翌日に姿を現したのです。

遺体を見つけたのは、ほかでもないモースでした。それなのに、本人と同じ顔の男が生きて現れます。

昨日、湖で見つかったのは誰だったの? モース自身が遺体を見ているだけに、これは簡単に飲み込めません!

モースが気づくのは、ビクスビーの口癖の違いです。いつも使っていた親しげな呼びかけが、目の前の男にはありません。

顔が同じでも、話し方には違いがありました。ビクスビーにはそっくりな別人がいて、そこには双子という仕掛けが隠れていたのです。

いつもの呼びかけがないだけで、別人だと気づける? 私なら、顔が同じというだけで信じてしまいそうです。

そして、事件を解く手がかりは、ジーニーが消えた移動遊園地にありました。手品師の助手にも、見た目だけではわからない秘密があります。

助手は、戦時中の空襲で大きな傷を負い、言葉を話せない人物として振る舞っていました。しかし、その正体は手品師の息子だったのです。

顔や体の状態を偽っていたため、必要なときにはその姿を捨て、別人として現れることができました。手品を成功させるための仕込み役にもなっていたのです。

そんな姿でずっとそばにいたなんて、気づけないです。遊園地で見た人の顔まで、もう一度確かめたくなりました!

ジーニーの失踪を追い、ビクスビーの死と再登場を調べるうちに、モースは自分の進む道を見いだします。刑事として事件に向き合うことが、自分の仕事なのだと受け止めるのでした。

刑事モース シーズン3第1話「表と裏のバラッド」の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、上司がモースに謝るような言葉をかけたところです。あれだけ理不尽な扱いを受けたあとだから、モースを気遣う人がいることがうれしかった。

それで傷ついた気持ちが消えるわけではありません。刑務所にいたほうが安全だったという説明も、モースにはつらかったと思います。

自分を守るためだったと言われても、失った時間は戻りませんから。すぐに納得できないモースのことは、責められないです。

サーズデイの入院中に上司が見守っていた話にも、ほっとしました。仕事の場では厳しくても、危ないときにそばにいてくれたことは覚えていたいです。

事件では、やっぱりジーニーの死に方がつらく残りました。遊園地で乗り物に乗り、ぬいぐるみを受け取った人が、何度も車でひかれてしまうなんて。

ビクスビーが翌日に現れたことには驚きますが、その不思議さでジーニーのことを忘れたくはありません。アルバートへの聞き込みを続けるモースを見ていると、彼女に何が起きたのか、きちんと確かめてほしくなります。

ビクスビーの口癖が手がかりになるところも好きでした。大きな仕掛けが出てくる回なのに、モースが引っかかるのは、親しく話していた相手の小さな違いなんです。

同じ顔を見ても、いつもの呼びかけがないことを聞き逃さなかったモースに、戻ってきてくれてよかったと思いました。

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