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クルミットです♪
今回は、宝飾卵を狙った盗難未遂から、次々に殺人が起きる第18話です。昇進したモースですが、新人刑事の面倒も見ることになり、仕事の苦労は増えています。
高価な美術品に、大学の先生たちが集まる会食クラブ。そして、被害者たちと会っていたモデルの女性。
気になることがいくつも出てきますが、最後まで見ると、傷つけられた女性のことが頭から離れなくなりました。
ここからは犯人と結末にも触れています。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン5第1話のあらすじ
舞台は1968年4月。モースは巡査部長に昇進し、新人刑事と仕事をする立場になっています。
しかし、この新人はどうにも仕事への意欲が薄く、モースをいら立たせます。捜査だけでも大変なのに、人を育てる仕事まで引き受けることになったのでした。
モース、昇進おめでとう! でも、この新人のお世話はなかなか疲れそうですね。
警察では組織の統合も進んでいました。別々だった警察組織を一つにまとめる動きで、モースたちが働く署の先行きも落ち着きません。
そんな中、大学で保管されている宝飾卵を盗もうとする事件が起こります。宝飾卵とは、宝石などで飾られた卵形の工芸品で、今回は競売に出される予定の品です。
盗難未遂が起きたのは4月1日。エイプリルフールということもあり、モースは学生のいたずらではないかと考えます。
ところが、その夜に元ボクサーのタクシー運転手が殺されていました。翌日には、大学教師も自分の部屋で殺害されます。
最初はいたずらかと思ったのに、もう二人も。卵を盗む話と、運転手の死はどうつながるの?
二人の被害者に共通していたのは、ある女性との接点でした。彼女は娼婦として客を取りながら、画家が開く絵画教室でモデルも務めています。
運転手が殺された夜、彼女を車で送っていたことも分かります。送り先は、競売を取り仕切る美術商の滞在先でした。
この美術商は、殺された大学教師の親友です。別々に見えた被害者たちが、モデルの女性や宝飾卵を通じてつながっていきます。
そして、盗難未遂で済んだはずの宝飾卵が、本当に消えてしまいます。美術商にも疑いが向きますが、その美術商まで殺されてしまいました。
これで犠牲者は三人。卵をめぐる争いなのか、女性との関係が原因なのか、まだ見分けがつきません。
事情を知っていそうな美術商まで殺されるなんて。モースに話を聞かれるところまで、生きていてほしかったです。
上司の捜査から、大学教師と美術商が、同じ会食クラブに属していたことが分かります。大学関係者など、社会的な立場のある男性たちが集まるクラブです。
会員たちは、そろいの凝ったベストを着て、仲間同士で呼び名を使っています。しかし、そこで行われていたのは気取った食事会だけではありませんでした。
娼婦への暴力まである集まりだったのです。上司も、会員たちのもったいぶった振る舞いに冷ややかな態度を取ります。
立派な肩書きがあっても、女性に暴力を振るうなんて最低です。仲間内で済ませていいことじゃありません!
一方、モースは宝飾卵について、別のたくらみに気づきます。大学教師と美術商、そしてモデルの女性が通う教室の画家が、保険金詐欺を計画していたのです。
三人は兵役中、つまり軍に入って勤務していたころに、ドイツでこの卵を手に入れていました。ただし、どこから来た品なのかを証明できず、本物かどうかも確かではありません。
そこで画家が、ロシア王室の所有物だったように見せる書類を偽造します。卵は遺贈された品として大学に持ち込まれ、競売へ回されることになりました。
遺贈とは、遺言によって財産を譲ることです。そうした形を取り、偽の書類まで添えて、卵にもっともらしい来歴を付けていたのでした。
三人が最後に狙っていたのは、盗難を装って保険金を受け取ること。価値の確かでない卵を使って、大金を得ようとしていました。
この計画には、現場に赤いバラを残すことで知られる宝石泥棒の手口も利用されます。美術商の部屋にあった赤いバラの束が、モースが偽装を見抜く手がかりになりました。
バラまで用意して、人の犯行に見せかけるつもりだったんですね。そこまで準備していたとは、あきれます!
しかし、卵を使った詐欺が分かっても、連続殺人の理由がすべて説明できたわけではありません。詐欺の計画は、関係者が殺されていくことで崩れてしまいます。
そして、被害者たちと接点のあるモデルの女性も、モースにとって放っておけない相手です。彼女は自分を見張るモースを部屋へ招き入れ、誘惑しようとします。
ところが、モースは応じません。彼女は最後に、モースの顔へ水を浴びせてしまいます。
水をかけるのはやめて! ただ、彼女の仕事に触れるモースの言い方もきつくて、そこは少し嫌でした。
捜査の傍らでは、新人刑事が女性警官に気を引こうとする様子もあります。仕事には身が入らないのに、そちらには関心があるようです。
新人さん、まずは捜査を頑張ってほしいです。モースがいら立つのも分かる気がします。
モースの身の回りにも変化があります。同僚との共同生活が始まり、その同僚にはトロンボーンを吹く一面もありました。
そして、街には上司の娘が戻ってきます。事件への対応と新人の世話に加え、モースは彼女との再会にも向き合うことになります。
そんな中、連続殺人の犯人として明らかになるのは、モデルの女性の電話を取り次いでいた女性でした。本人に代わって電話を受け、客の伝言などを扱う仕事をしていた人物です。
彼女自身も、以前は娼婦として働いていました。そして、あの会食クラブの宴席で、男たちから暴行と性的暴行を受けていたのです。
最初に殺された運転手は、彼女をその宴席へ送り届けた人物でした。大学教師や美術商は、そこで彼女を傷つけた男たちだったのです。
ここで運転手とのつながりまで分かるのがつらかったです。彼女にとっては、あの夜のことがずっと終わっていなかったんだと思います。
彼女が男たちを見つけられたのは、電話係の仕事を通じてでした。関わった四人が、そろって同じモデルの女性の客になっていたのです。
客からの電話を取り次ぐことで、彼女は相手を突き止めていきます。被害者たちが同じ女性と会っていたことは、電話係へと続くつながりでもありました。
殺害方法には、美術作品との共通点もあります。力を持つ男性が女性に殺される場面になぞらえ、彼女は復讐を重ねていました。
最後の標的となった男に、彼女は自分を覚えているかと尋ねます。しかし、男は目の前の女性が誰なのか分かりません。
女性の容姿を褒めるような返答をするだけで、かつて仲間と一緒に傷つけた相手だとは気づかないのです。
あれだけひどいことをしておいて、相手のことを覚えてもいないの? この男の返事には、本当に腹が立ちました。
彼女は最後の男も殺害します。四人への復讐を終えた後、自ら命を絶ってしまいました。
卵の詐欺も、殺人を重ねた人物も明らかになります。それでも、彼女が生きて事件の終わりを迎えることはありません。
彼女まで死んでしまうのが、ただ悲しいです。男たちがしたことを知った後だけに、この結末はきつかった。
物語の終わりには、ラジオからアメリカで起きた暗殺事件の知らせが流れます。事件が終わっても、ほっと息をつけないままの幕切れでした。
刑事モース シーズン5第1話の感想まとめ
一番残ったのは、最後の男が電話係の女性を覚えていなかった場面です。彼女が誰なのかも分からず、容姿を褒めるようなことを言う。
あの返答が嫌でした。彼女は自分を傷つけた男たちを探していたのに、相手は顔さえ覚えていなかったんです。
女性の姿を見て、あの宴席での出来事を思い出すこともない。その無関心さに、じわじわ腹が立ってきました。
会食クラブの男たちが、自分たちの身分を誇っているのも腹立たしいところです。被害に遭った女性のことは忘れて、仲間と付き合いを続けていたのがつらい。
しかも、卵を使った保険金詐欺まで進めていました。書類を偽造する役、競売を取り仕切る役と、仲間同士では協力できているんですよね。
赤いバラの束が偽装の手がかりになるところは、モースによく気づいたねと言いたくなりました。最初は謎めいた泥棒の話だったものが、男たちの仕込みだったと分かるのは面白かったです。
ただ、卵の仕掛けが分かってからも、女性の受けた仕打ちのほうが気になってしまいました。彼女が最後に命を絶つところまで見届けるのは、しんどかったです。
昇進したモースと頼りない新人の組み合わせには、少し笑えるところもあります。けれど今回は、そのやり取りよりも、最後の男の返事を思い出してしまいます。
自分を覚えているかと尋ねた彼女が、あんな返事を聞かされる場面は、本当につらかったです。
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