刑事モース 第20話 あらすじ シーズン5第3話 靴のない遺体と、失踪を装った妻のたくらみ

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今回は、行方不明の女性を捜していたモースが、使われなくなった駅で遺体を見つけます。気になるのは、被害者の靴がなくなっていること。

4年前の未解決事件にも、同じ特徴がありました。そんな話を聞いたら、同じ犯人を疑ってしまいますよね。

一方、トラック強盗の捜査でやって来た刑事たちには、ちょっとイライラ。事件を追うモースのそばで、こちらも落ち着かないことになっています。

それでは19話を一緒に見ていきましょう!

NHK BSプレミアム4Kで放映されるまであと41日です!

刑事モース シーズン5第3話のあらすじ

1968年6月。トラックの運転手が殺され、積み荷を奪われる事件が起きます。モースの上司たちが捜査に当たる一方、女性の失踪についても届け出がありました。

行方が分からないのは、服飾店に勤める既婚女性。夫と、彼女の姉妹だという女性が、数日前から姿が見えないと警察を訪れます。

モースと若手刑事が関わることになった、この失踪事件。しかし、トラック強盗を担当する捜査班がやって来ると、若手刑事はそちらへ回されます。

残ったモースは、女性の足取りを追うことに。調べていくと、夫のほかに会っていた男性がいると分かります。

相手はチョコレート工場の幹部で、その男性にも家庭がありました。男性は、女性と会ったあと、地元の駅まで車で送ったと話します。

夫が捜している間に、別の男性との関係が分かるのはつらいですね。ただ、今は無事に見つかってほしいです。

モースは使われなくなった線路に沿って捜索を進め、閉鎖された駅で女性の遺体を発見します。もう列車が停まらない駅に、取り残されていたのでした。

遺体には靴がありません。届け出に来た姉妹の女性も、亡くなっているのは行方不明の妻だと確認します。

そして、遺体の女性が妊娠していたことも判明。家庭のある交際相手には、疑いが向けられます。

駅まで送ったという男性の説明も、それだけですんなり受け入れるのは難しくなります。モースは、女性が駅へ着くまでの足取りをたどっていきます。

駅まで送って、そのあとは知らない? 最後に会った相手だと思うと、どうしても引っかかってしまいました。

ここで、新聞社の女性編集者が、4年前の殺人事件についてモースに話します。当時殺されたのは十代の少女で、遺体は別の駅の近くで見つかっていました。

その少女も、靴を履いていなかったのです。事件は解決しておらず、今回の殺人とのつながりが疑われます。

駅のそばに遺体があり、靴がない。場所だけでなく、そんなところまで同じだと聞くと、不安になります。

しかも、新たな犠牲者まで出てしまいます。今度は、失踪したとされる妻と同じ服飾店で働いていた女性でした。

この遺体にも、過去の事件を思わせる特徴がありました。同じ犯人による連続殺人という疑いが強まるなか、捜査では見過ごせない違いが見つかります。

4年前の少女は、身に着けていたブラジャーで首を絞められていました。しかし、その事実は新聞には載っていなかったのです。

今回の二つの殺人は、その点が一致していません。犯人は過去の事件の特徴をまねていても、公表されていない殺害方法までは知らなかったのでした。

靴がないことばかり気になっていました。亡くなった人に何が起きたのか、一つずつ確かめるモースに助けられます。

そして明らかになるのが、最初の遺体の身元についての大きな嘘です。駅で見つかったのは、行方不明になった妻ではありませんでした。

殺されていたのは、その妻の姉妹。夫と一緒に警察を訪れた女性こそ、失踪したはずの妻本人だったのです!

妻は夫と共に姉妹を殺し、その人になりすましていました。夫婦で警察へ出向き、妻が行方不明になったように装っていたわけです。

遺体を確認する場でも、妻は自分が殺した相手を、自分自身の遺体だと偽っていました。届け出た二人がそろって嘘をついていたため、遺体の身元まで取り違えられていたのです。

一緒に捜してくださいと頼んでいた二人が、そろって犯人だったなんて! 身内の確認なら確かだと、私も受け入れてしまっていました。

背景には、姉妹の間に積もっていた恨みがありました。母親は殺されたほうの姉妹をかわいがり、家のお金の管理もその人に任せていたのです。

妻はそれを不満に思っていました。そして夫婦は、家のお金を手に入れるために殺人を犯します。

母親から同じように扱ってもらえない寂しさは、想像すると苦しいです。しかし妻は、姉妹の命を奪い、その人として振る舞うところまで進んでしまったのでした。

お母さんへの不満があっても、姉妹を殺していい理由にはならないです。夫まで一緒になっていたのが、嫌でした。

服飾店の同僚が殺された理由も、ここでつながります。彼女は、死んだことになっている妻が、生きて歩いているところを見てしまったのです。

夫婦の嘘を崩してしまう目撃でした。そのために、同僚は口封じで殺されてしまいます。

二つの殺人を昔の事件に似せたのも、捜査を混乱させるためでした。連続殺人に見えた出来事の裏にあったのは、夫婦の金への欲と、嘘を隠すための殺人だったのです。

同僚の女性は、知っている人を見かけただけだったのに。二人の都合で命まで奪われたことが、どうにも腹立たしかったです。

そして、冒頭で郵便列車の詩を口にしていた鉄道愛好家の男性にも、つらい結末が訪れます。男性は、夜の郵便列車の前に身を投げてしまいます。

郵便列車は、手紙などを運ぶための列車です。鉄道を愛していた男性が、その列車によって命を絶つことになりました。

あんなに好きだった列車の前に、自分から出ていくなんて。ここはきつかったです。

一方、トラック強盗の捜査では、地元の大物ギャングに疑いが向けられます。そこへ加わった強盗捜査班の警部は、署の中でも横柄な態度を取っていました。

仕事中に酒を飲み、同僚を侮辱し、人種差別的な言動も見せます。応援に来た刑事なのに、周囲への敬意がまるでありません。

班に回された若手刑事も、お茶やベーコンサンドを買いに行かされることに。捜査を学びたい立場で、こんな扱いをされるのは気の毒です。

捜査の応援に来たんですよね。周りを困らせる前に、ちゃんと仕事をしてほしい!

警部は女性警官にまで手を上げようとします。そこはモースと上司、同僚の刑事が止めに入りました。

一緒に働く相手に暴力を振るおうとする姿には、こちらも腹が立ちます。止めてくれる人たちがそばにいて、ほっとしました。

捜査のほうでは、若手刑事が盗品を扱う人物と接触。地元のギャングの縄張りを、別の犯罪者が奪おうとしていることが分かってきます。

瀕死の男が、自分の死に責任のある人物の名を残す場面もありました。トラックの積み荷を盗んだ事件の先に、ギャング同士の争いが見えてきたのです。

モースは、これが全面的な抗争になることを危ぶみます。上司も、その争いに誰が巻き込まれることになるのかと案じていました。

すでに運転手が殺されているのに、まだ争いが広がるなんて。関係のない人たちを巻き込まないでほしいです。

そんな事件の合間に、モースの恋にも動きがありました。思いを寄せる女性が、家で開いたパーティーで、友人をモースに引き合わせようとします。

でも、モースが好きなのは、その紹介をしている本人です。友人との仲を取り持とうとされても、素直には喜べません。

好きな人から別の相手を紹介されるのは、しんどい! 悪気がないだけに、モースも困ってしまいます。

モースはそれでも、紹介された女性と一夜を共にします。好きな相手との間が思うようにいかないまま、別の女性との関係が始まったのでした。

刑事モース シーズン5第3話の感想まとめ

いちばん引っかかったのは、妻が姉妹のふりをして、夫と一緒に失踪を届け出ていたことです。あの時点ですでに姉妹を殺していたと分かると、二人を見る気持ちがすっかり変わりました。

自分たちで殺しておいて、警察に捜させる。そのうえ、遺体を確認するところまで妻本人がやっていたなんて、よくそんなことができたものです。

母親にかわいがられる姉妹を見て、妻が寂しい思いをしていたことは分かります。でも、そこから夫婦で殺人を計画したと聞くと、妻に寄り添う気持ちはもう持てませんでした。

夫も、止めるどころか一緒になって嘘をついていたんですから。警察に来た二人のうち、せめて片方は本当に心配していてほしかったです。

同僚の女性が殺された理由も、あまりにつらかったです。生きている妻を見た、それだけ?

お金を巡る事情にも、姉妹の不仲にも関係がない人です。自分たちの嘘を守るために、その人の命まで奪った夫婦にはイライラします。

強盗捜査班の警部にも腹が立ちましたが、女性警官に手を上げようとしたところを、モースたちが止めてくれたのは良かったです。ああいう相手には、はっきり止めに入ってくれる人がいてほしいですから。

恋のほうでは、友人を紹介されて面白くなさそうなモースが、少し気の毒でした。紹介する側は親切のつもりでも、モースが望んでいることとはずれてしまっています。

それでも今回は、夫婦がそろって警察へ来た場面が頭に残っています。殺した姉妹になりすまして、自分を捜してほしいと届け出る妻の振る舞いが、後からじわじわ怖くなりました。

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