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クルミットです♪
今回は、制服を着た男性の死をきっかけに、刑事ドラマの撮影現場まで捜査が広がっていきます。街では裕福な学生たちが好き勝手に暴れ、モースは失踪した女性の行方も追い続けていました。
次々と起きる事件の中で、弱い立場の人が傷つけられるのがつらいところ。そんな中、捜査を止められそうになったモースに、うれしい味方がついてくれます。
ここからは犯人と結末にも触れていきます。
それでは34話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン9第2話のあらすじ
モースが気にかけているのは、前回から調べている女性の失踪事件です。女性が以前働いていた不動産開発業者は、かつて不正が問題になった少年矯正施設と関わりがありました。
少年矯正施設は、問題を起こした少年たちを収容し、更生を目指すための場所。その施設をめぐって、過去に子どもたちへの虐待や隠蔽が起きていたのです。
女性の行方を追うことは、伏せられてきた事件を掘り返すことにもつながります。それでも、モースは調べるのをやめません。
行方が分からない人がいるのに、そのままにはできませんよね。モースが覚えていてくれてよかったです。
そこへ、別の失踪事件が持ち込まれます。娘から行方不明の届けが出されたのは、人気推理小説の表紙を描いている画家でした。
一方、街では上流階級の大学生たちによる騒ぎが続いていました。車の盗難や破壊だけでなく、住まいのない男性への暴行まで起きています。
学生たちは、家柄や有力者とのつながりを頼りにしています。自分たちは罰を受けずに済むと考えているような態度でした。
家柄がよければ、何をしても許されるんですか? 人を痛めつけてまで騒ぐ学生たちには、イライラします。
暴行を受けた男性は、遺体で発見されます。近くには燃やされた紙幣の切れ端もあり、嫌な気持ちになる現場です。
そして、警察官の制服を着た別の男性まで、遺体となって見つかりました。仲間の警察官が殺されたと考え、捜査を指揮する上司は総力を挙げるよう命じます。
ところが、身元を調べるうちにおかしな点が出てきます。制服の肩についている番号が、実在する警察組織のものと一致しないのです。
その制服は撮影用で、亡くなった男性も本物の警察官ではありませんでした。街で撮影されている刑事ドラマの出演者だったのです。
警察の人たちまで間違える制服だったんですね。番号を確かめるまで分からないとは!
この刑事ドラマは、失踪した画家が表紙を担当する推理小説を原作にしていました。撮影陣は、最後のシリーズを撮るために街へ来ていたのです。
画家の失踪と、ドラマ出演者の死。別々に見えていた事件が、同じ作品の周辺で起きていました。
モースたちが調べを進める中、学生たちにも厳しい追及が向けられます。彼らは今回も肩書や人脈を持ち出しますが、モースの相棒と、相棒の娘の婚約者である刑事には通用しません。
相棒は学生たちを一人ずつ取り調べ、仲間が先に話した場合の立場を考えさせます。守ってくれると思っていたつながりも、ここでは役に立ちませんでした。
ここで遠慮せずに捕まえてくれたのは、よかった! 被害を受けた人たちのことを思うと、簡単には帰してほしくありません。
やがて、失踪した画家に何があったのかが分かります。学生たちは盗んだ車で、酒に酔って乗り回していました。
薄暗くなった時間帯に、ライトをつけずにバイクを走らせていた画家と衝突。学生たちは、画家が死んだと思い込んでしまったのです。
しかし、画家は衝突した時点では生きていました。慌てた学生たちが湖へ投げ込んだことで、溺れて亡くなってしまいます。
その場で助けを呼んでいたら、助かったかもしれないんですよね。娘が父親を捜している間のことまで思うと、きつかったです。
学生たちは暴行や盗みだけでなく、画家の命まで奪っていました。ただし、路上で暮らしていた男性と、制服姿の出演者を殺したのは彼らではありません。
二人の殺害に関わっていたのは、刑事ドラマの主演俳優です。そして、亡くなった路上生活の男性は、俳優と実の兄弟でした。
主演俳優は、自分の兄弟が路上で暮らしていることを世間に知られたくありませんでした。人気俳優としての評判が傷つくのを恐れていたのです。
学生たちの暴行を受けた男性に、とどめを刺したのは、この身内でした。凶器に使ったのは、割れた瓶のガラスです。
世間に知られるのが嫌だからって、そこまでするなんて。すでにひどい目に遭った人へ、身内が手をかけたことが悲しいです。
制服姿で見つかった出演者は、二人が兄弟だと知り、主演俳優を脅していました。その口を封じるために、彼も殺されてしまいます。
学生たちの乱暴な行動が目についていただけに、主演俳優の身勝手さには腹が立ちました。自分の評判を守るために、二人もの命を奪っていたのです。
一方、画家が残した表紙の絵は、モースが追う女性の失踪事件にもつながっていました。絵の中には、少年矯正施設と女性の身に起きたことを知る手がかりが隠されていたのです。
女性の失踪についての捜査は、かつて施設の事件に関わった警察幹部によって打ち切られていました。モースは、施設の敷地を調べる必要に迫られます。
しかし、その捜査をやめさせようとする者もいました。モースは二人の制服警官から暴行を受け、施設を探るなと圧力をかけられます。
モースを殴って黙らせようとするなんて、ひどい! 同じ警察の制服を着た人から傷つけられるのが、余計につらいです。
かつて一緒に働いた男も命を狙われます。その後、男は空港からモースの相棒へ電話をかけ、施設の一件を知る者たちが口封じの対象になっていると警告しました。
危険が迫る中でも、モースは施設の敷地での発掘を進めます。ところが、上からは作業を中止させる命令が届いてしまうのです。
ここで、捜査を指揮する上司がモースたちを支えました。以前は隠蔽を受け入れてしまった上司ですが、今回は、その日の終わりまで調べる時間を与えます。
引退が近づいていたこともあり、上の命令にそのまま従うことはしませんでした。
ここで時間をくれたのは、うれしかった! 止められてばかりのモースに、やっと味方がついてくれました。
そして、施設の敷地から二人の遺体が見つかります。一人は問題の不動産開発業者、もう一人はモースが捜していた女性でした。
女性は、かつての雇い主と同じ敷地に埋められていたのです。行方は分かりましたが、生きて戻ってきてほしかったという気持ちが残ります。
事件の捜査とは別に、相棒の家族にも落ち着かない時間が流れていました。娘の婚約者が家族との食事中に、仕事の話をしてしまいます。
この家では、食卓で仕事の話をしないのが暗黙の決まりでした。娘と母親は戸惑いますが、その場では何も言いません。
婚約者はその決まりを知らなかったのか、うっかり忘れたのか。そのどちらなのかは、はっきりしませんでした。
初めてなら分からない決まりもありますよね。でも、誰も言えずにいる食卓は、落ち着かないです。
娘は弟から結婚について尋ねられても、なぜ彼と結婚するのか、うまく答えられません。その後、モースとパブで会う約束をします。
パブは、お酒を飲みながら話せる店です。娘は白紙のクロスワードを前に、モースを待っていました。
しかし、二人は会えませんでした。モースが到着する前に、娘は席を立ってしまったのです。
もう少しだけ待てなかったかな? 何を話したかったのかも分からないままで、このすれ違いは切ないですね。
そして最後には、しばらく離れていた元同僚が戻ってきます。危険な捜査が続く中での、思いがけない再会でした。
刑事モース シーズン9第2話の感想まとめ
一番心に残ったのは、捜査を止めるよう命じられた上司が、モースに発掘の時間をくれた場面です。あそこで作業を終わらせずにいてくれて、ほっとしました。
以前は隠蔽を受け入れてしまった人だからこそ、今回は止めなかったことがうれしいです。殴られても調べ続けていたモースには、こうして支えてくれる人が必要でした。
ただ、掘り出された二人の遺体を見ると、手放しでは喜べません。捜していた女性が見つかっても、本人を家へ帰してあげられるわけではないのが悲しかったです。
学生たちには、最後まで腹が立ちました。画家がまだ生きていたというところは、特につらい。
事故を起こしたあと、自分たちが困らないように動いて、助けられたかもしれない人を死なせてしまう。家柄を持ち出していた態度を思い返すと、なおさら許せなくなります。
主演俳優も、自分の評判のことばかりでした。傷ついた兄弟を前にしてまで、世間に知られることを恐れていたのが嫌だった。
捜査では少しずつ答えに近づけたモースですが、パブでは会いたかった相手に間に合いませんでした。娘にも、結婚についてうまく言葉にできない気持ちがあったのに。
白紙のクロスワードを前に待っていた娘には、モースに会ってから帰ってほしかったです。
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