刑事モース 第33話 あらすじ シーズン8第3話 雪のホテルで明かされた復讐と、モースが受け入れた休養

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今回は、雪で立ち往生したバスの乗客たちが、過去に大量殺人のあったホテルへ逃げ込むお話です。その中には、お酒の問題を抱えたモースの姿も。

殺人事件も怖いけれど、今回はモースの体調が心配で落ち着きません。上司の一家にも息子の消息が分からないという知らせが届き、それぞれが苦しい時間を過ごします。

それでは32話を一緒に見ていきましょう!

NHK BSプレミアム4Kで放映されるまであと41日です!

刑事モース シーズン8第3話のあらすじ

舞台は1971年11月。バスを降りた大学教授が、その直後に激しい暴行を受けて殺されます。

捜査を始めたモースですが、思いがけない事実が分かります。事件の夜、モース自身が被害者と同じバスに乗っていたのです。

しかも教授は、降りようとしてバスの階段から転げ落ちたモースを助けていました。しかし、ひどく酔っていたモースには、そのときの記憶がありません。

助けてもらったことまで覚えていないなんて、そんなに飲んでいたの? これは事件の手がかりだけでなく、モース自身のことが心配になります。

モースは飲酒のため、体調不良を理由に仕事を休むことが増えていました。今回の出来事で、その問題が捜査にまで及んでいるとはっきりしてしまいます。

怒った上司は、休暇を取って助けを求めるよう強く促します。署長との間でも、以前の事件がモースに与えた影響について話し合われました。

本人が何とか仕事を続けていても、周りがそのままにしておける状態ではなかったのです。

モース、ここは休んでほしい! 被害者のそばにいた夜のことを思い出せないなんて、本人もつらいですよね。

一方、上司の家にも心配な知らせが届きます。北アイルランドで軍務に就いている息子が、許可を得ずに部隊を離れ、行方が分からなくなっていたのです。

息子の消息を案じる妻は、夫を臆病者と責めます。娘に対しても、以前家を出たときのことを持ち出し、きつく当たってしまいました。

息子が心配でたまらない気持ちは分かります。でも、娘の昔のことまで責めてしまうのは、聞いていてつらかったです。

娘もまた、弟のことで不安を抱えています。そんな彼女のそばには、モースの同僚の刑事がいて、支えになってくれます。

娘にも頼れる人がいて良かった! 家の中がこんな状態では、自分の心配を口にするのも難しくなってしまいそうです。

その後、モースは帰宅のため、教授と乗り合わせたのと同じ路線のバスを利用します。ところが雪が激しくなり、バスは吹きだまりにはまって動けなくなってしまいました。

乗客たちは避難できる場所を求め、近くのホテルに入ります。そこは8年前の大量殺人以来、閉鎖されたままになっている建物でした。

寒さから逃げたいのに、行き先がそんなホテルだなんて! モースには早く家で休んでほしかったのに、落ち着けるどころではありません。

過去の事件では、数学に優れたひとりの青年が、大量殺人の犯人とされていました。そして青年は、その後、自ら命を絶っています。

乗客たちが身を寄せたホテルでは、道化師の衣装を着た人物が現れ、新たな殺人が起きます。雪に閉ざされ、簡単には助けを呼べない中での出来事だったのです。

モースはその場で調べ始めますが、自身もアルコールの離脱症状に苦しんでいました。酒が切れたことで体調を崩しながら、乗客たちの間で起きる事件に向き合います。

具合が悪いのに、ここではモースが頼りになってしまうんですね。仕事をしている姿を見ても、今回は安心できません。

一方、上司は女性記者の力を借りながら捜査を進めます。そして精神科の施設を訪ね、かつて青年と関わりのあった男から話を聞きます。

ここで、8年前の事件について大きな事実が明かされます。ホテルで人々を殺したのは、犯人とされていた青年ではなく、目の前にいるこの男でした。

青年がそこへ行くことになった事情には、殺された教授たちの悪事が絡んでいました。

教授と3人の仲間は、青年の優れた計算能力を利用して、サッカーの試合結果を予想する賭けで大きな賞金を手にしていたのです。

ところが、不正が知られることを恐れた4人は、青年について虚偽の報告をし、精神科の施設へ入れてしまいます。自分たちがしたことを隠すため、彼の自由を奪ったのでした。

才能を利用してお金を手に入れたあと、口封じのために閉じ込めるなんて、そんなことが許されるの? 青年の生活を何だと思っているのかと、腹が立ちました。

4人が得た賞金は、ホテルの金庫に隠されていました。金庫を開けるための番号は、4人のカフスボタンに分けて持たせる仕組みになっています。

カフスボタンは、シャツの袖口を留める飾りボタンです。4人がそろわなければ開けられないように、お金を隠していたのでした。

お金の守り方には、そこまで知恵を使っていたんですね。青年にしたことを思うと、その用心深さにもイライラします。

施設に入れられた青年は、そこで出会った男の影響を受けます。男は青年も自分と同じように人を殺せると思い込み、彼の復讐を手伝うため、共にホテルへ向かっていました。

しかし青年には、人を殺すことができませんでした。実際に殺人を重ねたのは同行した男で、青年はその惨劇を目にしていたのです。

それでも大量殺人の罪は青年に負わされました。金もうけに利用され、施設へ入れられ、最後には自分がしていない殺人まで背負わされた末の自死だったのです。

ここはきつかったです。青年が殺したのではないと分かっても、もう本人に知らせてあげることもできないのが悲しい。

そして現在の事件で復讐を進めていたのは、バスの乗客だった若い女性と年配の女性、そして運転手の3人だと分かります。

2人の女性は、亡くなった青年の身内でした。運転手は青年が入れられた施設で働いていたことがあり、女性たちの復讐に加わっていたのです。

ホテルで道化師の衣装を着ていたのも、この3人でした。ひとりの殺人者が動き回っていたのではなく、複数の人物が同じ衣装を使っていたのでした。

前夜の教授殺害にも、若い女性、運転手、もうひとりの乗客が関わっていました。バスを降りた教授の事件と、ホテルでの殺人は、青年を陥れた者たちへの復讐でつながっていたのです。

あの衣装の中にいたのが3人だったとは! 青年を苦しめた相手を許せない気持ちは分かるけれど、この人たちまで殺人を重ねてしまったのがつらいです。

教授に続き、青年を陥れた仲間のうち2人も殺されます。4人の中で、教師の男は生き残りました。

しかし、生き残ったからといって、不正や青年にしたことが消えるわけではありません。

この人には、青年に何をしたのか、きちんと話してほしい! 青年だけが悪者にされたままでは、あまりにもむごいです。

モースは離脱症状を抱えながらも事件を解き明かし、閉鎖されたホテルでの一夜を乗り切ります。そして外には日が差し、雪が解け始めます。

最後にモースは、勧められていた休養を受け入れます。お酒の問題に向き合うため、仕事から離れることにしたのです。

やっと休むことを受け入れてくれた! 事件が片づいたことと一緒に、ここでようやくほっとしました。

刑事モース シーズン8第3話の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、最後にモースが休養を受け入れた場面です。あの体調で事件に向き合う姿を見ていたので、休めると分かっただけで安心しました。

教授に助けられた記憶さえないというのは、かなりつらい状態です。本人が覚えていない間にも周りでは物事が起きていて、捜査をする立場なのに、その夜の自分のことすら説明できない。

上司が怒るのも無理はありません。そこで休めと言ってくれる人がいて、モースも最後には受け入れてくれて、本当に良かったです。

青年のことは、事件が解けてもすっきりしませんでした。お金のために才能を使われたうえ、邪魔になると施設へ入れられてしまうなんて、ひどすぎます。

8年前の殺人まで彼の仕業にされていたと分かると、復讐に動いた身内の怒りも分かります。でも、青年が人を殺せなかったと知ったあとでは、その身内が殺人を重ねたことがいっそう悲しかったです。

上司の家のやり取りも苦しかった。息子を心配する妻にも、責められる夫や娘にも、少し落ち着いて息をつける時間があってほしくなりました。

今回は、雪のホテルで起きる殺人の怖さに加えて、身近な人が弱っていくのを見るつらさもありました。それだけに、最後の日差しには救われた気がします。

雪が解け始める中で休養を受け入れたモースに、今はゆっくり休んでねと声をかけたくなりました。

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