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クルミットです♪
シーズン8の始まりは、1971年2月。前年の出来事を引きずるモースは、お酒の量が増えていて、仕事に戻った姿にも心配が残ります。
そんな中、大学で小包爆弾が爆発し、若い秘書が死亡。一方、地元のサッカー選手には殺害予告が届き、モースが警護を任されます。
爆弾の送り主と、選手を狙う人物。それぞれの事情が分かるにつれ、身勝手な理由で命を奪う犯人に腹が立ちました。
ここからは事件の結末にも触れていきます。
それでは30話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン8第1話のあらすじ
大学の学寮で、小包爆弾が爆発します。ここでいう学寮は、学生が寝泊まりするだけでなく、教育や運営も担う大学内の組織です。
亡くなったのは、学寮の責任者のもとで働く若い秘書でした。小包は彼女の上司宛てだったため、捜査では上司が本来の標的だった可能性が浮かびます。
爆発の直前、秘書は職場に届いたバレンタインカードを開いていました。自宅にも交際相手からカードが届いていましたが、職場の一通は送り主が分かりません。
そして、この時期は郵便のストライキ中です。郵便物を配達する仕事が止まっているので、小包もカードも、通常の配達で届いたものではなかったのでした。
誰が職場へ持ち込んだのかを確かめるため、警察はカードの送り主も調べていきます。
仕事場でカードを受け取って、そのすぐ後に爆弾だなんて。秘書の女性が気の毒で、きつかったです。
事件には政治的な背景も疑われます。当時、爆破事件を起こしていた過激派の犯行という見方も出ました。
しかし、モースはその見方に疑問を持ちます。その集団の爆破では死者が出ていないのに、今回の爆弾には、はっきり人を殺す狙いがあったからです。
捜査に戻ったモース自身も、落ち着いた状態とは言えません。前年のつらい出来事から抜け出せず、勤務中にも携帯用の酒瓶に口をつけています。
病気休暇を取っていた同僚の刑事は復帰しましたが、モースのほうは心の傷を抱えたままでした。
勤務中まで飲んでいて、大丈夫? 事件の話を聞きながらも、ついモースのことが心配になります。
一方、地元のサッカークラブで活躍する、北アイルランド出身の人気ストライカーに殺害予告が届きます。
脅迫はアイルランド共和軍を名乗るものでした。北アイルランドをイギリスから離し、アイルランドの統一を求める武装組織です。
モースは、この選手の身辺警護を担当することになりました。サッカーに関心がなく、秘書が亡くなった事件を調べたい本人には、気の進まない仕事です。
それでも、命を狙われている選手を放っておくわけにはいきません。モースは選手のそばで警戒を続けます。
警護中、ホテルのファッションショーでひと騒動が起きました。モースが耳にしたのは、アイルランドなまりの男が、人気選手を舞台に迎える際の話をしているところです。
その会話を危険な計画と受け取り、モースは応援を呼びます。ところが、男の正体はテレビ番組の司会者でした。
人気選手を番組に登場させるため、本人に内緒で準備を進めていたのです。殺害予告がある中での会話が、思わぬ勘違いにつながりました。
ここは事件にならなくて良かった! ただ、応援まで呼んだモースのことを思うと、こちらも少し気まずくなります。
サッカーの試合では、警護対象の選手が終了間際のフリーキックで同点に追いつきます。カップ戦は引き分けとなり、決着は再試合へ持ち越されました。
そして再試合でも、同じ選手が終了間際にフリーキックを決め、今度は勝利をつかみます。二度とも最後に結果を変える活躍でした。
ところが、その試合の後で選手が殺されます。亡くなっていたのは、警護されていた人気選手ではなく、対戦相手の選手でした。
被害者が着ていたのは、人気選手の背番号10のユニフォームです。二人は試合の終わりにユニフォームを交換していました。
選手同士が試合後にユニフォームを交換する習慣が、ここでは捜査を迷わせます。殺害予告の相手と取り違えられた可能性が疑われたのでした。
背番号だけで相手を間違えたの? 顔の違う二人なので、そこはどうしても引っかかりました。
事件の周辺では、女性たちが夫の暴力に苦しんでいることも分かります。
仕事で町を離れていたモースの上司の娘は、戻ってきて、暴力を受けた女性や子どもを保護する施設を運営していました。そこには、亡くなった秘書の姉妹も身を寄せています。
夫の暴力から逃れるため、子どもたちを連れてきた女性です。そのうえ家族を爆弾で失うことになってしまいました。
別の女性も、殺されたサッカー選手と会っていたことで夫に嫉妬され、暴力を振るわれています。
嫉妬したからといって、殴っていいわけがないです! 逃げた先で暮らす女性も、殴られた女性も、安心できるところにいてほしい。
大学の爆発を調べるうちに、秘書の上司とサッカークラブの会長の秘密が明らかになります。
二人は、クラブが使っているグラウンドの賃貸契約を切らし、その土地を開発業者へ売ろうとしていました。二人で利益を得るための計画です。
秘書がそれを知ったきっかけは、上司の録音機でした。二人が話している間、録音機がついたままになっていたのです。
普段、秘書は上司が吹き込んだ録音をもとに、手紙を清書していました。いつもの仕事でテープを受け取ったところ、土地売却の相談まで聞いてしまったのでした。
秘密を知った秘書は、二人を脅して金を得ようとします。しかし二人は金を払わず、彼女を殺して口を封じることを選びました。
小包爆弾の犯人は、秘書の上司とクラブ会長です。上司宛ての荷物に見えても、初めから殺すつもりだった相手は秘書でした。
自分たちの話が録音されていたのに、秘密を知った秘書を殺すなんて! 脅したことは良くなくても、こんな仕打ちはあんまりです。
一方、人気選手への殺害予告にも偽装がありました。脅迫を出したのは、名乗っていた組織とは反対に、北アイルランドのイギリスへの帰属を支持する過激派だったのです。
狙われた選手は、北アイルランドの若者を支援する慈善行事に参加していました。しかし、その収益の一部がアイルランド共和軍に渡っていたのでした。
選手本人は、そのことを知りません。それでも過激派は、彼が敵対する組織の資金集めをしたとして、殺害を計画していたのです。
先に相手の組織を名乗って脅しておけば、選手が殺された時、その組織の犯行に見せかけられます。
若者のための催しに参加して、知らないところで殺す理由にされるなんて。本人の知らなかった事情で命を狙うのは、身勝手すぎます!
そして、試合後に殺された選手は、背番号10のせいで間違われたわけではありませんでした。犯人は、その選手自身を狙って殺していたのです。
その犯人は人気選手の殺害も狙っていましたが、二人を狙う理由は別々です。大学の小包爆弾と選手の殺害も、別の犯人が、それぞれ異なる理由で起こした事件でした。
クラブ会長が秘書の殺害に関わっていたため、二つの事件はサッカークラブを通じてつながっていました。
人気選手への殺害計画は、モースと上司によって阻止されます。終盤には警官が撃たれる事態になりますが、その警官は生き延び、回復が見込まれると分かりました。
撃たれた警官が助かっていて、ほっとしました! 亡くなった二人のことがあるので、これ以上の犠牲はつらいです。
身近なところでは、復帰した同僚刑事が、上司の娘を食事とダンスの会へ誘います。所属する会員制の親睦組織、フリーメーソンの集まりに、一緒に来てほしいという誘いでした。
彼女はその誘いを受けました。事件やモースの不調が続く中で、二人の間には、少し楽しみな約束ができたのです。
刑事モース シーズン8第1話の感想まとめ
いちばん残ったのは、勤務中にも酒瓶に口をつけるモースです。仕事に戻っていても、まだつらいままなんですね。
事件の不自然なところには気づけるのに、自分のお酒は止められない。そばで見ていたら、仕事の話より先に体調を聞きたくなります。
ファッションショーで応援を呼んだ件も、番組の企画だと分かって笑う気持ちには、あまりなれませんでした。殺害予告が来ているのだから警戒は必要だし、今のモースが失敗を重ねるのを見るのもつらいです。
秘書の事件は、真相が分かるほど腹が立ちました。毎日の仕事で上司の録音を聞いただけで、殺されるきっかけになってしまったんですよね。
秘密を使って金を要求したことには賛成できません。でも、そこで二人が口封じを選んだことには、やっぱり納得がいかないです。
背番号10のユニフォームも気になりました。交換した服を着ていたから間違われたと思っていたら、被害者自身が狙われていた。亡くなった選手にも、その人を狙う相手がいたのだと分かって、嫌な気持ちが残ります。
そんな中、同僚刑事が上司の娘を食事とダンスに誘うところには、少し気持ちがゆるみました。誘いを受けてもらえて良かった!
ただ、最後にはやはりモースの酒瓶が頭に戻ってきます。選手の殺害を食い止めたことには安心したけれど、勤務中に酒を飲むモースには、まず休んでほしいと思いました。
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