ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
最終話です。マクドナルドの正体が明かされ、彼が連行された翌朝に第二の死者が出ます。証拠はネヴィルを指しますが、それ自体が仕掛けの一部でした。真相と各人の結末まで、ネタバレ込みでまとめます。
それでは第3話の展開をたどっていきましょう。
※ここからはこの話の結末までのネタバレを含みます。
ゼロ時間へ 最終回(第3話)のあらすじ
朝食の席に一同がそろう中、トレーヴに保護される少女が彼の部屋の扉を開けてもらおうとし、やがて部屋に入って亡くなっているトレーヴを見つける。前夜にはマクドナルドがレディ・トレシリアン殺害の容疑で連行されており、その身柄が警察にある間に新たな犯行が起きたことになる。
現場には枕が残され、カフスボタンが見つかる。対になるもう一つはネヴィルの装身具入れから出て、合う上着も発見された。ただネヴィルは、レディ・トレシリアンが殺された夜にはイースターヘッドのホテルにいたはずだった。
自分のゴルフクラブで人を殺す者がいるのかとリーチは疑い、何者かがネヴィルに罪を着せようとしていると考える。すでに一室に留めていた一同と、レディ・トレシリアンの亡き夫の婚外子と判明したマクドナルドについて、ネヴィルを嫌う理由を持つ者として順に問いただしていく。
証拠がそろいすぎると、かえって作為を疑う。リーチのこの読みは筋が通っていますが、のちに振り返ると、犯人が用意した道筋でもあったわけです。
メアリーは、トマスが手紙でネヴィルへの不満を書き連ねていたと明かすが、自身もネヴィルの死を願う手紙を書いていたことを突かれる。破産寸前のトマスは、ネヴィルが少年を死なせた過去の件は事故ではないと言い張る。オードリーは、トレーヴが殺された時間にネヴィルと一緒にいたと証言した。
ところが枕に残った香りがオードリーの香水と一致し、上着からは長い金髪も見つかる。オードリーのコンパクトは前々日から行方が分からず、ケイは彼女を疑い始める。追及されたオードリーは、未明にはネヴィルがいなかったと言い出すが、ネヴィルは一晩中一緒だったと言い張る。
少女に呼ばれた先で、リーチは縄とフックを見つける。外から屋敷に入れた可能性が浮かび、ルイ、ケイ、マクドナルドの共謀も疑われるが、決め手は出ない。その後、少女が盗みためた品からオードリーのコンパクトが見つかり、リーチは推理を一からやり直す。
少女の手癖という脇の要素が、コンパクトの所在という核心に結びつきます。盗まれた品をたどることが、犯人の用意した証拠を考え直すきっかけになるのが面白いところです。
家政婦とのやりとりで、リーチはネヴィルが泳ぎの達者な人物だと知る。泳いで行き来できるなら、ホテルでの目撃と屋敷での犯行は両立しうる。リーチは鑑識結果を待つ間にネヴィルとテニスで打ち合う。届いた結果では、上着の粉がオードリーのコンパクトのものと一致し、ネヴィルの指紋も検出された。
リーチが示した真相は、二人を殺したのはネヴィルだったというものだ。オードリーはかつてケイのコンパクトをネヴィルの車に置き、公の場で離婚を勝ち取った。それを恨んだネヴィルは、自分に向く証拠をわざと残し、それがオードリーの偽装に見えるよう仕組んでいた。狙いは彼女を殺人犯に仕立て、処刑させることだった。トレーヴ殺しは、マクドナルドの逮捕で狂った計画を立て直すためのものだった。ネヴィルは最後に罪を認める。
事件後、トマスは船で発つことになり、旅に出るメアリーと手紙を交わす約束をする。オードリーは、ネヴィルへの思いは愛ではなく飢えだったと語り、この地を離れる。身寄りをなくした少女はリーチのもとで暮らすことになった。
ゼロ時間へ 最終回(第3話)の感想まとめ
最終話の肝は、偽装が二重になっている点だと思います。まず自分に不利な証拠を残し、それを作為だと見抜かせる。そのうえで、作為の主をオードリーに見せかける。リーチの鋭い推理まで計画に組み込まれていたわけで、構図としてかなり意地が悪いです。
動機が金や遺産ではなく、公の場で離婚されたという「負け」にあるのも、この人物らしさだと感じます。テニスの場面は、そうした性格を確かめる手続きとして置かれているように読めますね。試合のあとでリーチが、ネヴィルは負けることに耐えられない人物だと語り、少年の死も遊びの勝負から起きたと結びつける流れは、この動機とも響き合っています。
一方で、完璧に見えた計画が、マクドナルドの逮捕という想定外の一手で崩れ始めるのも面白いところです。疑いをオードリーに向け直すため、トレーヴ殺しまで重ねなければならなくなります。少女のいた場所で見つかった縄とフック、少女が持ち出していたコンパクトなど、偶然の発見が真相につながる点も印象に残りました。
結末で目が向くのは、オードリーが自分の思いを愛ではなく飢えと言い表すところです。長く庇い続けた相手を、自分の言葉で切り離したように受け取れます。トマスとメアリーの手紙の約束、少女を引き取るリーチと家政婦の助けなど、屋敷に縛られていた人たちがそれぞれの場所へ動き出す締めくくりも、この物語に合っていると思いました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント