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クルミットです♪
今回は、土地の開発をめぐる事件に、サーズデイの過去が絡んできます。いつもモースを支えてくれるサーズデイですが、昔からの因縁がある相手を前にすると、こちらまで心配になるほど。
一方のモースには、父の病というつらい知らせが届きます。実家へ帰っても気持ちが休まらない様子が、見ていて苦しかったです。
事件の犯人と結末にも触れながら、それでは4話を一緒に見ていきましょう!
刑事モース シーズン1第4話「家族の肖像」のあらすじ
1965年12月。モースは通常の警察業務をこなしながら、巡査部長になるための昇進試験に備えています。
射撃訓練では腕の良さを見せ、上司を感心させる場面も。銃の扱いを教えたのは、モースの父でした。
そんな中、大学教授のアリスター・コーク=ノリスが、轢き逃げに遭って亡くなります。モースが気にかけたのは、大学の所有地であるブース・ヒルの売却話です。
大学は議会とともに、土地を開発会社へ売る計画を進めていました。しかし、教授は周囲の教員たちと意見が合わず、売却に反対していたのです。
教授の死も、この土地の話とつながっているの? 反対していた人が亡くなったと聞くと、事故として片づけるのは引っかかります。
教授の持ち物からは、ナイトクラブのマッチが見つかります。そこには女性の電話番号も書かれていました。
聞き込みに向かったサーズデイは、店でギャングのヴィックと再会します。彼はサーズデイにとって、過去に因縁のある相手だった。
モースは店を調べようとしますが、サーズデイは強く制止します。いつもの捜査とは違い、サーズデイ自身の事情が深く関わっていました。
やがて、頭を撃たれた若い女性の遺体が見つかります。彼女も、教授と同じクラブのマッチを持っていたのです。
身元はジョージナ・バナード。クラブで働き、娼婦として客を取ることもあった女性で、教授とも面識がありました。
同じ店のマッチが二人から出てくると、気になりますね。ジョージナまで殺されてしまって、店で何があったのか早く知りたいです。
ジョージナと一緒に暮らしていた女性は、彼女の恋人でもあります。捜査では、二人の関係や、ジョージナが同居女性の名前を使うことがあった点も関わってきます。
一方、教授の妻は夫を失ったばかり。娘も意識が戻らない状態にありました。
娘のことだけでもつらいのに、今度は夫まで。最初は、この奥さんのことがただただ気の毒だった。
サーズデイとヴィックの因縁には、若い巡査の死がありました。かつてサーズデイの部下だったその巡査は、ヴィックの一味に殺されていたのです。
そのうえ、亡くなった巡査には汚職の疑いまでかけられ、事件の捜査も妨げられていました。
サーズデイは、部下の名誉を取り戻せないままその場を離れたことを悔やんでいます。巡査の妻が再婚するまで、金銭的な援助も続けていました。
家族に危険が及ぶことを恐れ、自ら希望して今の町へ移ってきたサーズデイ。その前に、再びヴィックが現れたのでした。
殺されたうえに、悪い警官だったことにされるなんてひどい! サーズデイが今も忘れられないのは、無理もないです。
そして、サーズデイの自宅に花輪が届きます。葬儀で弔意を示すための花輪を送りつけられ、サーズデイの怒りは強まっていきます。
家族が暮らす家に、そんなものを送らないでほしい! サーズデイが冷静でいられなくなるのも分かるけれど、相手に近づいていくのが心配でした。
一方のモースは、病に倒れた父を訪ねて故郷へ帰ります。そこには、折り合いの悪い継母と、母親の違う妹がいました。
父はかつてモースの母と別れ、今の妻と家庭を築いています。モースは実母と暮らしていましたが、母の死後、父に引き取られたという経緯があります。
その家で、継母とはうまくいきませんでした。久しぶりに戻っても、気兼ねなく過ごせる間柄にはなっていません。
モースは近くの宿に泊まるつもりでしたが、継母は家に泊まるよう求めます。その理由は、継子を泊めなかったと近所に思われたくないから。
そこでも世間体を気にするんですね。お父さんのことで帰ってきたモースに、もう少し優しくしてあげてほしかった。
そんな帰省の中で、妹は別れ際にモースの頬へキスをします。家族から親しみを示されることに慣れていないモースは、少し驚きます。
妹がこうして送り出してくれて良かった! モースが少し驚くところに、こちらが切なくなってしまいました。
捜査では、ブース・ヒルの売却に隠された不正が見えてきます。計画が実現すれば、大学の幹部たちには多額のお金が入る仕組みでした。
大学の責任者は、教員たちの不倫の秘密を握り、それを使って計画への賛成を迫っていたのです。
教授は、土地開発をめぐる賄賂の証拠もつかんでいました。売却への反対には、こうした事情も関わっています。
不倫の秘密を使って賛成させるなんて、やり方が汚い! 教授が反対している横で、こんなことまで進んでいたとは。
議会側の担当者に賄賂を渡していたのは、ヴィックの息子でした。父の知らないところで、建設会社を通じて開発に関わっていたのです。
サーズデイの家に花輪を送ったのも息子のほう。ヴィック自身は以前より静かな暮らしを求めていましたが、息子は違いました。
やがて、サーズデイとヴィックの息子が銃を構える事態になります。しかし、上司が率いる武装警官たちが到着し、この場では発砲を免れます。
ここで誰も撃たれずに済んだのは、ほっとしました。サーズデイまで失うようなことにならなくて良かったです。
ただし、土地開発の不正と、二人を殺した犯人は分けて考える必要がありました。教授とジョージナを殺したのは、ヴィック親子ではありません。
犯人は、教授の妻だったのです。
夫を殺した理由には、売却によって得られるお金がありました。妻は金銭的な利益が出ると知り、計画に反対する夫を殺害します。
そして夫の地位を引き継いだ同僚の男性と結婚し、彼に入るお金の恩恵を受けようとしていました。
夫を殺したあと、その同僚と結婚するつもりだったの? 気の毒だと思っていたぶん、この身勝手さには腹が立った。
妻は運転免許を持っていませんでした。しかし、戦時中には救急車を運転していて、その姿を写した写真も残っていました。
免許がないからといって、運転ができないわけではなかったのです。夫の轢き逃げは、妻による殺人でした。
ジョージナの殺害は、人違いによるものでした。妻が本来狙っていたのは、開発計画を頓挫させかねない情報を持つ、ジョージナの同居女性です。
ジョージナがその女性の名前を使うことがあったため、取り違えて殺してしまったのでした。
ジョージナは、そんな理由で命を奪われたんだ。本人にも、残された恋人にも、あまりに理不尽です。
妻が近づいていた教授の同僚も、彼女との関係を望んでいたわけではありません。親切にしていただけなのに、妻は自分の思いを受け入れない彼まで殺してしまいます。
そしてモースにも銃口が向けられ、彼は脚を撃たれます。そこでサーズデイが妻を撃ち、モースの命を救います。
妻は死亡し、一連の殺人は終わりを迎えます。
自分の思いどおりにならないからって、次々に人を殺さないでほしい! モースまで撃たれて、サーズデイが助けてくれたことが本当にありがたかった。
負傷したモースは治療を受けます。脚の傷については、年を取ってから不調が出る可能性も告げられました。
サーズデイは、そのモースを父のいる実家へ送り届けます。そしてモースは、病によって父を失います。
父との別れを経たモースは、自分で酒を注いで飲みます。一杯を飲み終えると、もう一杯。
刑事モース シーズン1第4話「家族の肖像」の感想まとめ
一番残ったのは、最後にモースが二杯目の酒を注ぐところでした。脚を撃たれ、父も亡くなったあとであの姿を見ると、飲みすぎないでほしいと思いつつ、止める言葉も出てこなかったです。
父を訪ねた家でも、モースは継母の世間体を気にする言葉を聞くことになります。こんなときくらい、余計な気を使わずに過ごさせてあげたい。
だから、妹が頬にキスをした場面には少し救われました。モースを親しい家族として送り出してくれる人がいて良かった。
教授の妻には、やっぱり腹が立ちます。娘の状態を知ったときには同情したけれど、お金のために夫を殺し、望んだ関係になれないと同僚まで殺すのは身勝手すぎる!
ジョージナの人違いもつらかったです。恋人と暮らしていた彼女の毎日が、妻の都合で終わってしまったことが悔しい。
サーズデイも、今回は危なっかしかったですよね。亡くなった部下のことも家族への脅しもあって、落ち着いていられない気持ちは分かります。
それでも、モースが撃たれたときには助けてくれた。そして、負傷した彼を遠い実家まで車で送ってくれます。
自分もつらい過去に向き合ったばかりなのに、モースのためにそこまでしてくれるサーズデイが、ありがたくてたまりませんでした。
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