刑事モース 第11話 あらすじ シーズン3第2話「遠き理想郷」 離乳食のガラス片と娘の誘拐、ジェイクスが旅立つ日

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今回は、いつもの買い物が怖い事件につながってしまいます。スーパーで買い物をした女性が突然亡くなり、翌朝には青年の部屋で爆発が起きました。

離乳食にガラス片が混ぜられ、店の経営者の娘まで誘拐されることに。食べ物を安心して買えないなんて、本当に困ります。

一方、ジェイクスにはうれしい変化も。事件の行方を追いながら、彼の幸せも気にかけずにはいられない回でした。

それでは10話を一緒に見ていきましょう!

NHK BSプレミアム4Kで放映されるまであと41日です!

刑事モース シーズン3第2話「遠き理想郷」のあらすじ

舞台は1967年4月。大型チェーンスーパーのリチャードソンズで買い物をした女性が、帰り道に突然倒れます。

女性は病院へ運ばれましたが、そのまま亡くなってしまいました。日常の買い物のあとに起きた、あまりにも急な死だったのです。

買ったものを持って帰る途中だったんですよね。本人も、まさかこんなことになるとは思わなかったはずで、気の毒です。

翌朝、今度はマンションの一室で爆発が発生。亡くなったのは、サイモン・ハルワードという青年です。

部屋にはたくさんの薬品があり、たばこの火が引火したのではないかと考えられます。まずは事故の可能性があるものの、モースには引っかかるものがありました。

それは、部屋に残されていた時計。針は朝の5時ちょうどを指して止まっていたのです。

薬品とたばこがあれば、私はそこで納得してしまいそう。時計の止まった時刻を気に留めるモースには、もう少し調べてほしくなります。

モースは上司とともに、サイモンが以前暮らしていた共同生活のグループを訪ねます。こうした場所はコミューンと呼ばれ、仲間同士で暮らしを共にしています。

サイモンはそこで半年ほど過ごし、数か月前に離れていました。自由な恋愛をめぐる考え方には、モースの上司も冷ややかな反応を見せます。

青年の部屋だけでなく、以前の暮らしにも目を向けていく捜査。しかし、彼がどんな生活をしていたかを追うだけでは、爆発の事情はつかめません。

一方、警察署でも胃腸の不調で休む人が相次いでいました。署長の部下の半数が休むほどで、捜査する側も落ち着かない状況です。

そして、リチャードソンズの商品への異物混入が問題になります。魚のペーストには毒物のヒ素が混ぜられ、それが客の死につながっていたのです。

離乳食にはガラス片まで入れられていました。食べる人を選ばず傷つける、危険な行為だった。

えっ、離乳食にまでガラス片を入れるんですか? 赤ちゃんの口に入るものですよ。店を脅すために、こんなものを使わないでほしい!

リチャードソンズには、南アフリカの人種隔離政策、アパルトヘイトに反対する人々の抗議も向けられていました。その一方で、店には何度も脅迫状が届いていたことが分かります。

経営者側は、脅迫に応じて金を払うことを拒んでいました。そんななか、経営者の娘ベリティが誘拐されてしまいます。

食品への異物混入に続き、今度は娘の命が脅かされることになったのです。犯人が要求したのは、巨額の身代金でした。

しかも、その要求は、爆発で死んだはずのサイモンから届いたように見えます。死亡した青年と、現在進んでいる誘拐事件がここで結びついてきました。

亡くなったサイモンが身代金を要求している? 何が起きているのか分からないまま、ベリティの命までかかってしまうのがつらいです。

身代金を運ぶ役目はモースが引き受けます。金の入ったかばんを持ち、公衆電話で犯人からの指示を待つことになりました。

そこから別の公衆電話へと向かわされ、指示に従って移動していきます。相手の姿が見えないまま、金を持って動かされるモースだった。

電話の向こうの相手に振り回されるのは、見ていても疲れます。ベリティを助けたいから従うしかない、その状況が腹立たしい!

モースはジェイクスと一緒に捜索するなかで、鉱山のトンネルを見つけます。そこで思い出したのが、サイモンのアトリエにあった洞窟探検の道具でした。

モースは鍵を壊して中へ入ります。すると、そこに誘拐されていたベリティがいました。

しかし、彼女のそばには爆弾が置かれていたのです。居場所が分かっても、すぐに安全とは言えない状況でした。

やっと見つかったのに、そばに爆弾まであるなんて。ベリティには、とにかくそこから離れてほしい! 助けに入った二人まで巻き込まれないか、気が気ではありません。

モースはベリティを救い出します。ただ、救出できた時点では、誘拐犯はまだ捕まっていません。

そしてモースは、サイモンが実は生きているのではないかと疑いを持ちます。死んだとされた青年が生きているなら、身代金の要求についても捜査の方向が変わります。

しかし、検死で確かめられた歯形は、サイモンのものと一致していました。遺体の身元を確認する手がかりが、モースの疑いを打ち消したのです。

サイモンは生きている、という考えでは先へ進めません。捜査はいったん振り出しに戻ります。

ベリティを助けられたのは本当に良かったです。でも、犯人が残ったままなのは落ち着かない。モースも、ここでもう一度考え直さなければならないんですね。

その後、モースはベリティの母親とサイモンのつながりをつかみます。母親はモースを誘惑しようともしますが、彼は応じません。

娘の誘拐や店への脅迫だけを追っていたところへ、家族の私的な関係も入り込んできます。そしてベリティ自身にも、両親には話していない秘密がありました。

母親とサイモンの関係、そしてベリティの隠し事。これらを手がかりに、モースは事件を解き明かしていきます。

モースに近づこうとする母親には、今は捜査に協力してほしい、と言いたくなりました。ベリティが助かったあとも、家族の間に気になることが残っていて、すんなり安心できません。

事件と並行して、警察署にも人の出入りがあります。新しく配属された女性警官は、早くも頭の良さを見せ、署長も彼女を気遣う様子を見せます。

一方、ジェイクスはアメリカ人の学生と恋に落ちていました。二人の関係は短い間に進み、婚約して町を離れることになっています。

新しい女性警官が来ても、ジェイクスからいつものような軽口は出ません。上司が調子を気にするほど、彼の様子は変わっていたのです。

あのジェイクスが、すっかり恋をしているんですね。からかいたくなる気持ちもちょっとあるけれど、幸せそうならそれが一番!

これまでモースとジェイクスは、いつも気持ちよく仕事ができる間柄ではありませんでした。けれど今回は、二人が打ち解けた様子も見られます。

そしてジェイクスは、婚約者とともにバスに乗って町を去ります。二人が並んで座るのは、後部座席でした。

刑事モース シーズン3第2話「遠き理想郷」の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、ジェイクスが婚約者とバスに乗って旅立つ場面です。無事に出発できて、ほっとしました。

途中で爆弾のある場所まで捜索に行くものだから、せっかく幸せをつかんだところで何か起きないでほしい、と気になってしまった。ちゃんと二人で町を出られて良かった!

モースと少し打ち解けた様子を見せてくれたのも、うれしかったです。もう少しこの二人のやり取りを見ていたかった気持ちは残ります。

いつもの軽口が出なくなったジェイクスを、上司が気にするところにも少し笑ってしまいました。恋をしていることが、こんなふうに仕事場でも分かってしまうんですね。

事件のほうで腹が立ったのは、やっぱり食品への異物混入です。魚のペーストも離乳食も、買う人は安心して食べるつもりだったのに。

店に要求があるなら、なぜ買い物に来ただけの人まで傷つけるのか。倒れて亡くなった女性のことを思うと、犯人のやり方には腹が立ちます。

離乳食のガラス片は、特に嫌でした。子どもに食べさせるものまで疑わなければならないなんて、買い物をする側にはたまらない。

ベリティも、見つかったときにそばに爆弾があるのがきつかったです。居場所が分かったところで安心したかったのに、まだ危険が残っていました。

だから、救い出せたことは素直にうれしい! 犯人を追う仕事は続くとしても、まず彼女があの場所から出られたことに安心しました。

時計の時刻を気に留め、洞窟探検の道具も思い出すモースには助けられました。私は目の前の爆発や誘拐だけで頭がいっぱいになっていたので、前に見たものを覚えている彼が頼もしかったです。

それでも、この回を思い返すと最後にはジェイクスの顔が浮かびます。婚約者と並んでバスの後部座席に座る彼を見て、寂しいけれど、ちゃんと送り出せて良かったと思いました。

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